12/28 流行り廃り

 近頃の流行りといえば、もちろん【ボンドロ】こと【ボンボンドロップシール】ですよね。みなさん持ってらっしゃいますか?

 ボンボンドロップシールとは、平らなシールではなく、立体的な凸がある膨らんだシールです。今巷で大人から子供にまで一大ムーブメントを起こしているという、シール活道=シール帳のシールを交換しあう儀式のようなものの中で、高値で取引されているシールの名称です。その取引現場では、レートがあるのですが、その中でもボンボンドロップシールは上位になるため上位互換は、この種のの交換か、別な特殊シールでなければ成立しないと、動画内での情報がありました。ニュースでもこの冬、クリスマス商戦に合わせてでしょうか。急に取り上げられるようになった気がしました。何せ現時点で入手困難なハズなので、ないないとわかっていればいるほど、手にしたくなる心理です。

 交換するシールは、100均シールではダメだそうですし、偽物が信用問題になるそうですよ。お友達同士で、本物と偽物を交換しあって喧嘩になるとしたら、それはもう商人の世界になってしまうと思いました。熱い真剣な取引なんですね。やはり資本が物をいうのでしょうか...。本物を掴むものも、偽物を掴むものも、何を思いそれを交換し合っているのか。その場で判断してKAWAIIしかないのではないかと思うのですが...KAWAIIという気持ちに本物や偽物があるのだろうか?偽物を掴まされたら、そのKAWAIIという気持ちは偽物だったということなのでしょうか。どこもかしこも、世知辛い世の中ですね。


 私は、その100均シールの2~3年前の当時物のボンボンドロップシール保持者なのですが、その頃はボンドロって聞かなかったですね。今現在、そんな名称も知らない人は、知らないでしょうが、巷の各お店では争奪戦が繰り広げられているんです。もし、疑うようでしたらお近くの文房具店、又は書店、コンビニ、量販店、おもちゃ屋さん、ファンシーSHOP、事務用品取扱店、GAMESHOP、レンタルビデオショップ、何でも買取センター等へ足を運び、シール売り場をご覧になってください。もし買取センターにそのような物が、高値で売っていた場合、流行っているでしょう。底値だった場合、廃れているでしょう。無かった場合は、どちらだと思いますか?

 ここで情報としてア・ナ・タにだけ、内緒で教えてあげますね。私は当時物のボンボンドロップシール保持者って先に言ってあったんですけど、当時物はとても、レトロです。何がっといわれると、説明に困りますが。無駄にキラキラしてないというか。令和内でも、廃り流行りはある様です。もし、現在アナタがお持ちのボンボンドロップシールがキラキラしている物なら、この今の流行りにのっていますよ。でもそれがいつまで続くか...はわかりませんが。もちろん、アナタの気持ちが、本物ならかわらないとは思いますが。


 私はお小遣い制のため、買うのも限度があり厳選しなければならない為、慎重に選ぶことになるのですが、最近の100円均一(実質110円)のクオリティは目を見張るものがあります。有名メーカーのシールは言わずもがな品質デザインは凝っている分お値段が張るので、買うにもためらいがあるのですが、本来の用途である貼る行為が、貼れない行為になってしまいがちなんです。その点でいうと、100円均一のシールは貼り放題ともいえて、本来の用途を満たしてくれますね。


 嗚呼これ、テキストに出たやつですよね?「カクヨム」の第二弾のお題の...。

 「欠けているものが、満ちていく」とかなんとか。


それは、突然にはじまった・・・そう突然に、はじまるもの・・・


だって誰も、あなたも、わたしも、しらない・・・・・「私は知ってましたけどね」


―――私の欠けている心を、満たしてくれた

         あの、110円の凡凡飴玉シール inミュージカル風


「そうさ!」

「そうだあー」

「そうだったんだ。」

「私は、実質110円でも心が満たされるんだ!」


「えっ?なんだって、君は違うの?  それは残念⤵」


「私は~わたしは・・・ワタシはあああ、110円でも~

       満たされるO(O)・TO(TO)・NA(NA)」


「しかも凡凡飴玉シールは、はなからNO

     可笑しいならOK!レアならもっとOK!自分の素き☆」

         

 それでですね、某激安SHOPに最近行きまして、今年の秋ともいえる頃には、大量にシールが置いてあったんです。本当に大量に。もともとそのSHOPは、型落ち品や有名ブランドで残ってしまった在庫を買い取って、再度安く売るSHOPな訳なんですけど、リサイクルショップ?とは違いますよ。中古ではないので。シールは最大最安値で2桁の金額でした。それが、どんなシールかっていうのは、ご想像にお任せしますね。その中に、流行りのあのシールもありました。こちらは流石に2桁の金額ではありませんでしたが、見事に定番じゃない色味の、定番でない柄のシールが販売されていたんです。

 でも、どうでしょう。この冬。この今。シールという売り場自体が無くなっていました。沢山あったんです。本当に、沢山、あんなに、あったのに.....。

#クリスマス#プレゼント#正月#ドロップシール#ボンドロ#場所#売場#どこ

消えるのはスグなんですよね。

 私は、買いませんでした。買ったのは二桁で売られていた、「コレどこに売ってたんだろうか・・・どうしてこの絵がシール採用されたのだろうかって一瞬思うけど、ちょっとどこか可笑しいと感じる、思いのほか有名な、あの猫のキャラクターの誰も買いそうにもない」シールです。有名な猫っていっても、いっぱいいますからね。私の有名な猫は、上位にはいませんよ。それがどうして、流行ってないっていえますか?それこそ、見つけるのが大変なんですけど、情報はほとんどないに等しいです。

 もし、このシールが何かのきっかけで上位互換可能になった場合でも、私は手放しませんよ。







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