第3話君の笑顔

「今日、星が綺麗なんだって見に行かない?」

と柚杏は提案してくる。

「うん、いいよ!」

と元気よく返事する。私と柚杏は、展望台へ向かった。展望台に着くと、柚杏は

「日向!星綺麗だよ!」

と可愛く言う。思わず私の心臓が跳ね、身体が熱くなる。

「う、うんそうだね!」

会話がぎこちなくなる。未だに柚杏の笑顔を見るとドキドキするな。君の笑顔にいつか溺れてしまうだろうか。展望台を昇る。すると、夜空にはたくさんの

星が広がっていた。

「星、綺麗だね」

柚杏は言う。

「そうだね!」

と元気よく返事する。

すると、夜空に流れ星が流れる。

「あっ!流れ星!」

と柚杏は言う。

「願い事しようよ!」

と私は言う。すると、夜空に流星群が流れてきた。

「日向!流星群だよ!すごいね!」

と柚杏は喜んで言う。

「すごいね!」「日向と一緒にいられますように」

と柚杏は願い事を言った。私は心の中で、願い事をする。

(柚杏と恋人になれますように)

「何をお願いした?」と、柚杏は私に質問する。

「秘密!」

と可愛く言うと、柚杏の頬が赤くなっていた。

「あのさ、私・・・」

と柚杏が言いかける。

「やっぱいいや!」「なにそれ〜」

と笑いあう。

楽しい時間はあっという間に過ぎてく。そして、私と柚杏はそれぞれの家に帰った。

家に着くと、すぐにベッドにダイブした。

「なんかドキドキした〜」 と部屋中に声が響く。

「柚杏と恋人になれたらな」

と独り言を言う。まだ、あの時のドキドキが残っている。足をバタバタさせながら言う。

「柚杏可愛すぎ~!」

そう呟いた瞬間、また胸が熱くなった。もう私はすでに君の笑顔に溺れているみたいだ。


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