鈴木さんは、頼れる警察です。
- ★★★ Excellent!!!
最後の一言を読んだ後、固まってしまいましたな。
いや……正確に言うと、
「こうだったら、本当に嫌だなあ……」と思っていた悪い妄想が当たってしまったというか。
主人公は、何やらストーカーの被害に遭われている可能性がありそうです。
窓の下の砂利には知らない足跡がくっきり残っており、ちゃんと口を閉じで出したゴミ袋は、開いた状態であると大家さんに指摘されてしまう。
そうなるともう、我々庶民としては頼れる存在は一つ、警察にございます。
生活安全課の鈴木さんと言う方が、丁寧な対応をしてくれました。
これは、心強い味方ですよね。
それでもストーカーの被害が続くので、
警察署に電話をして鈴木さんを呼び出します。
すると、鈴木さんが電話に出て対応してくださります。
心強い味方となった鈴木さん。
じゃあもう安心だ。
とはならないんですよ。
もう、じゃあ、誰を信じればいいんだい! あんまりじゃないか!
もちろん、鈴木さんが犯人だということは作品では公言されてませんから、
私の妄想になってしまうんですけれど、
でもこんなん……私が主人公だったら疑ってしまうもの!!
鈴木さんを!!
一番信用していた人に裏切られる絶望。
本作品のテーマはこれにつきます。
朝からとんでもないものを読んでしまいました。
ご一読を。