鈴木さんは、頼れる警察です。

最後の一言を読んだ後、固まってしまいましたな。

いや……正確に言うと、

「こうだったら、本当に嫌だなあ……」と思っていた悪い妄想が当たってしまったというか。


主人公は、何やらストーカーの被害に遭われている可能性がありそうです。


窓の下の砂利には知らない足跡がくっきり残っており、ちゃんと口を閉じで出したゴミ袋は、開いた状態であると大家さんに指摘されてしまう。


そうなるともう、我々庶民としては頼れる存在は一つ、警察にございます。



生活安全課の鈴木さんと言う方が、丁寧な対応をしてくれました。
これは、心強い味方ですよね。




それでもストーカーの被害が続くので、
警察署に電話をして鈴木さんを呼び出します。
すると、鈴木さんが電話に出て対応してくださります。


心強い味方となった鈴木さん。


じゃあもう安心だ。


とはならないんですよ。





もう、じゃあ、誰を信じればいいんだい! あんまりじゃないか!


もちろん、鈴木さんが犯人だということは作品では公言されてませんから、
私の妄想になってしまうんですけれど、

でもこんなん……私が主人公だったら疑ってしまうもの!!
鈴木さんを!!



一番信用していた人に裏切られる絶望。


本作品のテーマはこれにつきます。






朝からとんでもないものを読んでしまいました。


ご一読を。