第4話 俺様はシリウスA星人のつもり
冬休みの朝。ニャンコは元の猫の姿で部屋を出て行った。
まあ、星に願いをの、魔法が切れらんだろう。
俺様は流れ星を見たばかりだ。シリウス星人に変身。
星の効果はまだ効いている。
今朝は寒いが外に出かけよう。
俺様はコートにマフラーをして玄関を出た。
「どこへ行こうか。」
駅前のコンビニ?
違うな。
脚が勝手に高校に向かう。さすがに12月27日。午前8時24分。誰もいないだろう。学校は閉まっている?
えっ?開いてるぞ。
いつもは門番の用務のおじさんがいるのに。
しかし校門は少し開いている。
「校内で業者が作業でもしているのか?」
俺様は門をくぐった。
景色は変らない。俺様は短い校内までの道を通り下駄箱へ。
自分の上履きに履き替える。
「冷たい。」
履き替えた冷たい上履きで冷たい廊下を右手奥の1年3組のクラスまで歩く。
いつもと変わらい校舎内の風景。当たり前だが生徒は誰もいない。
窓から向かいの校舎の中庭と。その窓を透けてグランドが見えた。
廊下を突きあたり。「着いた。」1年3組の教室だ。
「?」電気がついている。
中に生徒が。
イケメン男子に変身したニャンコが席に座って、嬉しそうにまっすぐにホワイトボードを見ている。
よく見るとニャンコは制服を着ている。
俺様は教室のドアを開ける。
「ニャンコ。」
「あー。お前か。」
「ニャンコどうしてここにいる?」
「1年前にお前が星を見る暇もなく、必死に勉強して入りたかった
この高校を見て見たかっただけさ。」
「そうか。俺様はそんなに必死だったか。」
「そうだ。だから4月の入学の時のお前の嬉しい顔も覚えている。」
「そうか。」
「人間はコロコロと顔が変わる。欲しいものが手に入れば次のものが欲しくなる。
人間は大変だな。」
「そうだな。クシャ。」ニャンコがくしゃみをした。
「ニャンコ、帰るぞ。」
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