第2話義妹との生活1日目
顔合わせからの流れは早かった、俺と母さんは昭治さんの家に引っ越す事となった、幸い昭治さんの家は今住んでいる家からそう遠くない場所にあり高校も徒歩でいける圏内だった
(高校からあんま離れなくてよかった、今更自転車って言われてもめんどくさいからな)
そうして今俺は引っ越し先に持っていく荷物を纏めていた、やはり小さい頃から住んでいるといろいろな思い出があり少し時間がかかってしまっていた
(お、これ小学生の頃のやつじゃん)
優が手にしていたのは小学生の優と黒上の少女が写っている写真だった
(この娘いつもいじめられてたんだよね、それを俺が止めようして逆にボコボコにされたのも良い思い出だなぁ この娘とはよく遊んでたんだけど元気かな?いつの間にかいなくなっちゃてたんだよね、またいじめられてないと良いんだけど)
ちょくちょく懐かしい思い出に手を止めながらも整理をしているとチャイムがなった
「兄さーんいますか?」
聞こえてきたのは昨日聞いた女性の声であった
「雫?どうしたの?」
「いえ兄さんが荷造り中だと義母様に聞いて、兄を手伝うのは義妹の役目なのでやって来ました!」
と嬉しそうに語る雫の目が濁っている事に俺は気づかなかった
「そっかありがとう!でも雫に手伝わすのも悪いし自分でやるよ、だから今日のところはk
帰ってと言おうとするがその言葉を俺は紡げなかった、何故なら雫の目から色が抜け落ち真っ黒になっていたからだそれに
「私は兄さんにとって必要ない存在なんですね」
と小声で聞こえてしまったからだこの反応に大慌てでさっきの言葉を否定する
「やっぱり1人じゃ多いから手伝ってほしいかも!!」
その言葉を聞き雫は
「そっかそうですよね!やっぱり兄さんには私が必要ですよね!じゃあ兄さん入れてください、私も手伝うので!」
と嬉しそうな雫を前に冷や汗をかいていた
(やっべー地雷わかんね〜もしかしてあれか?母親に置いてかれたとかでいらないとかが地雷か?)
そんなふうに考えていると雫が「どうしました?入れてくれないんですか?」
と聞いてくるので
俺は「よろしくね雫」と返す事しか出来なかった
2時間ぐらい経過して荷造りのほとんどが完成した、やはり人がもう1人いるというのは大きい事で俺1人だと4時間はかかっていたであろう作業も半分で終わっていた
「雫手伝ってくれてありがとね!昼飯まだだよね?俺作るけど何たべたい?
「いやお昼ご飯私が作りますよ!」
「いや流石にそこまでは…」
「大丈夫です!いつも私がご飯作ってますから」
「本当?じゃあお願いしようかな、ありがとね」
雫は「任せてください!」て言って台所に行ってしまった、けど台所の場所なんて教えてないはずなんだけどなんで知ってるんだろと雫の背中を眺めていると
「恥ずかしいのであんまりみないで下さい!」
「いやーごめんごめん雫の背中を見ていると良い奥さんになりそうだなって」
「ほんとですか?なら私は兄さんのお嫁さんです!」
と雫が言うといきなり湿度が上がった気がした
「ねえ兄さん私は優しいので私がいなかった時んも浮気は許しますけど私が来たからには浮気はもうダメですよ?もしそうなったら
私と一緒に死ぬ事になっちゃうので♡」
俺は雫の言葉聞いて背筋が震えた今の言葉は嘘じゃないほんとに思ってる時の声だ俺がびびって何も言わないでいると雫が
「そんなにびびんないでよ、兄さんが浮気しなければ良いだけの話だからね?」
俺はそれを聞き本心で嘘でも冗談って言って欲しかったなと思いながら義妹の危険度ランクを1つあげるのであった
ちなみに料理カレーだったはとても美味しかったけど少し鉄の味がし義妹が俺が食べるところを見て恍惚として笑を浮かべてたけど まさか..ね
俺の義妹の目にハイライトが無いんだけどどうしたらいい? 人間の人 @ningennohito
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