こんな夢を見た

クライングフリーマン

こんな夢を見た

 こんな夢を見た

 ============= ノンフィクションです =============

 ひとの欠点、短所は、1度気になると、段々クローズアップしてくる。

 ひとの書いた文章をろくに読まないで、まるでテレビのコメンテーターみたいな発言をする人(残念ながらカクヨムにもいる)は、鬱陶しくなると付き合い切れない。

 他の文章でも書いたが、競馬というギャンブルにのめり込んでいるので、別れた友人が私にはいた。かつては、一番の親友だと信じていた。

(他に該当する人もいたが)自分より下だと見下して付き合っている人は、やがて本音が垣間見える。

 昨夜、その友人の実家が重機で壊された。友人宅ではない。友人自身も登場しない。

 いや、昨夜の夢の中の話。

 何平米かは知らないが、彼の実家の地所は広い。

 時代の流れで、廃業したが、製材所を営んでいて、道路を挟んで作業場があった。

 形状から考えて、その道路の中央部分を市に売って土地転がししたのだろう。

 友人の自宅(本宅)の隣にガソリンスタンドがあり、先頃、廃業して更地になった。

「ガソリン税暫定税率廃止」の恩恵を受けることなく、客が減り、時短営業していたが、友人の兄である2代目さんが決断したのだろう。

 製材所を廃業して、作業場Aはアパートになった。

 元事務所エリアと本宅を挟んだ格好で、妙な感じだ。

 道路の向かい側は、空き地、廃品回収業者の回収置き場、コンビニ、郵便局。

 こちらも変な並びだ。

 他人の家の個人情報に違い無いから、差し障りがある場合は、この文章は削除する。

 昨夜見た夢は、事務所エリアからガソリンスタンドまで、まるで災害にあったような無残な姿だった。

 この頃、元の建物を解体し、工事して別の建物が建つ機会が多かったせいもある。

 今は、友人を恨んではいない。

 その時、グループから彼を排除し、他のメンバーがウチに出入りしていた。

 もう、その『現場』の2階も『廃墟』になった。

 助代の流れである。

 100通出していた年賀状も今や20通だ。

 いつか、この家も解体するのかな?

 それは、遺族に任せるしかない。

 今はただ、病気と闘いながら仏壇を守り墓を守るのが私の使命だ。

 夢の中で、「イジメをしている側」の人間と仲直りしていたことがある。向こうが謝罪して。

 現実には、それは叶わない。

 夢だから。

 ―完―

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

こんな夢を見た クライングフリーマン @dansan01

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る