転生サキュバス少女、エロトラップダンジョンを完成させる。
さっそくダンジョン主の私と最初の家来のエルフのエルちゃんはダンジョンの地図の映像を見ながら、各階のエロトラップの設置にかかった。
「はじめに言っておきたいんだけど、私、挑戦者の命を奪う気はなくて、ダンジョンからギブアップしたいってなったら無事に地上に返すシステムにしたいんだ。」
「あくまでエロトラップで精気を奪うことが目的という事ですね。」
「そういうこと、理解が早くて助かるよ。エルちゃんや今後に生成するであろう子達にも命大事にして極力本格的な戦闘は避けて欲しいんだ。覚えておいてね。」
「肝に銘じておきます。」
「さてと、最初の階はエロさ控えめで簡単に突破出来るトラップしか設置しないことにしようかな。」
「なぜです?」
「その方が簡単なダンジョンだって勘違いして先に進んでくれるでしょう?」
「なるほど引き戻れなくさせるわけですね。」
「長く居てくれる方が精気を沢山もらえる可能が増えるからね。そして二階、三階と進むに連れて難易度を上げて、トラップのエロさもグンッと上がるようにしてと…」
ある程度考えがまとまったら、各階に合った難易度のエロトラップを想像し生成して設置、中ボス部屋も作り、その部屋を担当してもらう新たな人外も生成した。なので私達は設置したトラップの確認と各階の中ボス達への挨拶も兼ねて、ボス部屋に作った専用のワープで地下一階に向かった。
「トラップが発動するスイッチを壁や床に仕込んだけど、ちゃんと発動するのかな?」
「じゃあ、試しにワタクシがやってみましょう。」
「あっちょっと!エルちゃん!」
彼女は一切躊躇することなくトラップが発動するスイッチを押しまくり、エロトラップにはまりまくった!
‐地下一階‐
「エルちゃん!」
‐地下二階‐
「わぁぁ。エルちゃん。]
‐地下三階‐
「エルちゃん、エロすぎぃ〜♡」
そして最下層にあるボス部屋に戻った頃にはエルちゃんの服はほとんど破れていてほぼ全裸姿となり、おっぱいはさらに大きくなっていて爆乳と呼べるほどになっていて、さらにさらに身体中の感度は百倍になっており、色っぽい声を出しながら自力では立てないほどになっていた。
「ハァハァ、すみません、ご迷惑をかけて…?」
「いいよぉ♡私にとって最高な時間だった♡」
「あの…お願いがあるのですが…」
「何かな!」
「まだ"あれ"が出るので…お願い出来ますか…?」
「もっもっもちろんです♡」
地下三階のエロトラップの影響により出た"あれ"を出し切ってあげたら、エルちゃんはやっと通常状態に戻り、私がアイテムとして出した服に着替えた。ちなみに服はメイド服である。よく似合っていて、これをいつも着てもらうことにしよう。
「ご主人様は凄いですね、あんなエロトラップを次々に思いつけるなんて。」
「ほとんどがお兄ちゃんのエッチな漫画の受けよりだけどね。」
「それにしても各階を徘徊する弱い魔物はともかく中ボスの人外の皆さんは容赦がなさすぎですね、自分達の能力が試したいのか、味方にあそこまでエロ行為が出来るなんて。」
「本番でもあれくらいやってほしいって頼んでおいたから。」
「挑戦者の方、絶対に泣きますね。」
「そそるね。」
「ご主人様は根っからのエロトラップダンジョンの主のようですね。」
「まぁね。ダンジョンに繋がる洞窟の外に看板も立てて置いたし、挑戦者来るかな?」
「来ますよ、あの好条件を見たら必ず。」
立てた看板にはこう書いた。
[この先、女しか入れないダンジョン、命の危険はない
もし最下層のボス部屋である私の部屋まで辿り着けたなら
どんな望みのアイテムや宝でも与えよう
女であれば何人でも仲間を連れてきても構わない
勇気ある君の挑戦を待っている。
ダンジョンの主 ]
「早く来てくれないかな、ワクワク。」
しかし、看板を立ててから1週間過ぎても挑戦者は全然来ないのだった。
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