こんな大河ドラマが見たい!『板垣退助』

鷹山トシキ

第1話

 幕末から明治にかけての激動の時代、そして「自由民権運動」という日本史上最もエネルギッシュなムーブメントを描きます。

​このキャストで構成した、大河ドラマ**『板垣(いたがき) 〜自由は死せず〜』**の配役とドラマの構成を考えてみました。

​大河ドラマ『板垣 〜自由は死せず〜』

​【コンセプト】 土佐の荒くれ者(乾退助)が、戊辰戦争の英雄となり、やがて「言葉」を武器に日本を変えようとする、魂の変遷を描く。

​豪華キャスト配役案

​板垣退助:間宮祥太朗

​役どころ: 主人公。若き日のギラついた土佐藩士・乾退助から、立派な髭を蓄えた民権運動の父までを演じる。間宮さんの持つ「眼光の強さ」と「圧倒的な華」が、民衆を惹きつけるカリスマ性にぴったり。

​板垣絹子(退助の妻):上戸彩

​役どころ: 激動の退助を支える、凛とした賢夫人。上戸さんの持つ明るさと芯の強さが、政治闘争に疲れた退助の癒やしであり、心の支えになる。

​後藤象二郎:豊川悦司

​役どころ: 土佐の先輩であり、終生の悪友・ライバル。豪快で権力欲も強いが、どこか憎めない大物感を豊川さんが色気たっぷりに演じる。間宮板垣との「土佐弁での丁々発止」が見どころ。

​岩崎弥太郎:八嶋智人

​役どころ: 土佐が生んだ稀代の商売人。退助に振り回されつつも、資金面で関わっていく。「三菱」を築き上げるエネルギッシュさと、八嶋さん特有のコミカルかつ計算高い演技で物語を掻き回す。

​市助(退助の影の協力者・密偵):ケンドーコバヤシ

​役どころ: 土佐時代からの腐れ縁。体格を活かした用心棒でありつつ、市井の情報を退助に運ぶ。ケンコバさんの渋い声と存在感が、ドラマに重厚なリアリティを与える。

​中江兆民:北村匠海

​役どころ: 退助に弟子入りする若き天才思想家。当時の「知性」を象徴する役を、北村匠海さんが中性的な熱量を持って演じる。退助が理論に詰まった時の良きアドバイザー。

​山内容堂:石黒賢

​役どころ: 土佐藩主。「酔鯨公」と呼ばれた気難しくも先見の明がある殿。石黒さんの上品さと、時折見せる冷徹さが、若き退助に立ちはだかる大きな壁となる。

​物語の見どころ

​「乾退助」無双の戊辰戦争編

間宮祥太朗さんが、戦場を駆け抜ける猛将・乾退助として大暴れ。日光東照宮を戦火から守るエピソードなど、彼の「決断力」をアクション満載で描く。

​明治政府との訣別「征韓論変」

豊川悦司さん演じる後藤象二郎と共に、大久保利通ら薩長閥と対立。権力の座を捨て、野に下る決意をするシーンは前半のクライマックス。

​岐阜・遭難事件「板垣死すとも自由は死せず」

ドラマ最大の山場。刺客に襲われながらも、この有名なフレーズを叫ぶシーン。間宮さんの熱演が日本中を揺さぶる。

​八嶋・ケンコバのサイドストーリー

硬くなりがちな政治劇の裏で、岩崎弥太郎(八嶋)と市助(ケンコバ)が繰り広げる「土佐の男たちの飲み会」や「裏工作」のシーンが、視聴者の心を掴む。

​このドラマを形にするために、次にやってみたいことはありますか?

​**「第1話:土佐の暴れん坊」**の具体的なあらすじを考える

​間宮板垣と豊川後藤の、迫力の対峙シーンの台詞を書き出す

​このキャストでのポスターデザインのイメージを練る

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こんな大河ドラマが見たい!『板垣退助』 鷹山トシキ @1982

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