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概要
他人より遅い足取りでも、自分なりの歩幅で
舞台は2025年、冬、日本のどこかの小さな町。小さな出版社に勤める灯は来年40歳を迎えるが、自他共に認めるほどに情緒の発達が遅く、未婚で、恋人もいたことがない。だが、ある日中途採用で職場にやってきた悟と運命的な出会いをする。悟は灯の中高の同級生で、実に20年振りの再会だった。新人研修のトレーナー・トレーニーとして一緒の時間を過ごしていく中で、灯は自分の心に今までなかった感情の芽生えに気付く。それは青春と呼ぶには随分遅い、彼女にとっての初恋だった……。
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