第6話 悪魔ってロギア系なんだよね

まぁ、ここまで見て僕が弱いと思う人は少ないと思う。個人が装甲車と機関銃持ってて弱いとは思わないでしょ?

けど少なくとも悪魔種では弱いんだ。

だって悪魔種って物理攻撃ほとんど無効化してくるんだよ、なんなら天使種もなんだよ。

龍・怪獣種はシンプルに実力が隔絶しすぎて戦った事ないし。

だから悪魔としては弱いんだよね僕。実力で言えば前の世界で中の上くらい。物理効かないのがキツーい

というか人間の欲望が醜すぎてちょっと引いてる。この世界ならではの欲望なんだけど普通に見た目精通前の少年でしかも異形の悪魔に欲情するか?、僕は無理だと思ってる。

というかさぁ、僕と人間で寿命が違うのにそういう関係になるのは嫌なんだよね。せめて僕と同じ歩幅で歩ける人でないと僕は多分壊れる


まぁ、まず有り得ないからいいんだけど。


というかこの世界と前の世界でのシステム的なのが違うんだよね。

前の世界はステータスもスキルもレベルもなくて、感覚派な世界だった。

この世界はステータスで自身の身体能力や生命力、魔力残量が可視化され、レベルアップで簡単に強くなれる。スキルというものを得ればそれまで何も出来なかった人間がたちまち超能力者だ。

多分、これのせいで余計に男と女とで力関係に差が出てる。

けど、僕の契約主である少女は攻撃スキルもなく、攻撃能力も無く、天才でドローンを作れるのにそれに武器を搭載して攻撃するという発想もなかった。

だから僕が攻撃して子鬼を倒せた時に喜んでた...

まぁ、バカだね。

これまでの僕の経験にレベルは適用されないらしく、召喚時にはレベル1、最初に子鬼を倒した時にレベル3、今ではレベル6と契約主の一つしたのレベルで鑑定では表示されるらしい。

召喚時にレベル1なのは謎だけど

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