第3話 この世界って男は危ないなって

この世界、だいぶやばい。少女にすまほという機械を借りて色々調べたんだけどだいぶやばい。

男女差平均1:99で?酷い場所だと1:5000?インフレ起きてない?

そんで冒険者っていうレベルやらステータスやらスキルやらで強くなれる職業は女性にしか適性がなくて?

元々男の方が身体も小さく非力なのに対し女性が逞しく力強く大柄だったのに更に力関係がひどくなって?

男は引きこもりに引きこもって人類滅亡の危機なったせいで男性優遇社会にして男を引き摺り出した?

やばいだろ。そんな性欲が大事か?

だからあんな反応なんだ、怖。

というかまだ精通もしてない少年にすら手を出す様な性犯罪者も多数いる世界ってなんだよ、前の世界の方が命は辛かったけどここまで性関連で治安は悪くなかったよ


『とりあえずすまほ返すね』

「あ、調べたい事は調べられましたか?」

『とりあえず女性には近づかず塩対応で肌も顔も見せない方が良いのはわかった』

:やめて

:本当にやめて

:君みたいな優しい子がいないとお姉さん達死んじゃう

:やめて?

『本音は?』

:オカズがなくなる

:抜けなくなる

:エッな妄想が捗らなくなる

:ショタを見ねぇと禁断症状が出るんだ…

『禁断症状さんはもう諦めて自決した方がいい』

「辛辣が過ぎません?」

『この世界においては事実だよ』


とりあえず半袖半ズボンだからマントで身体を覆って皮膚を隠して、マントについてるフードを深く被って、顔はとりあえず隠が使ってるような顔の前に黒い布をかけてる奴を使って隠しておこう


:ショタの身体が!かおが!

:隠されてしまった

:もうだめだぁ、おしまいなんだぁ

:これがこの世の終わりか


(^∇^)わぁ死屍累々だぁ。愉快極まりないね


「愉悦部...」

『悪魔の根っこは愉悦なのさ』

「そうでしょうけど、そうでしょうけど!」

『けど?』

「私も貴方の皮膚や顔が見れなくなるのには抗議します!貴方の顔は牙を差し引いても美少年です!というか配信終わったら膝枕してください!私がセクハラしてもある程度は堪えてください!」

『仰せのままに、御主人様マイマスター

:は?羨ましすぎる

:お前絶対見つけ出すからな

:こちとらダンジョンは特定してんだよ

:あとはショタに会う覚悟決めて突入するところま

 できてんだよ

:調子に乗るなよ小娘

:ぶち殺すぞ

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