★4 世界観共有文学
★4 世界観共有文学
先程までの説明で、世界観を共有しているから異世界というジャンルが理解されやすいということがわかっていただけたと思う。
そこで一つ、私は思いついた。
■ 世界観共有文学
世界観を共有していればその説明が省けて理解もしやすいのであれば異世界モノでなくても世界観の設定を共有することができるのではないか。
この考え方を「世界観共有文学」と名付けた。私が独自に考え出したものなのだけど「世界観共有文学」というワードで検索すると、全く同じ言葉で、しかも全く同じ考え方が既に公開されていることを知った。
マジでショック……。
自分が考えた用語でしかも同じ考え方をしているものが既にあった。盗まれたのかと思うくらいに同じ考え方をしている。しかし盗まれるはずもない。ローカル環境で書いていたものであるから、どうやっても盗めない。
しかしそれは、考え方として間違っていなかったということの証明でもあるな、と前向きに捉えることにしよう。しかし、これは本当にショックだった……。
この考え方は、英語圏でいう shared world / shared universe(シェアード・ワールド/共有宇宙)の文学版とほぼ重なるらしい。
ということで、世界観共有文学を誰が提唱したのかは分からないけれども、改めて具体的に提唱していこうと思う。
■ 世界観共有文学の例
世界観をまず定義することから始まる。
例として神々についての世界観を定義してみる。
世界には様々な神々がいるとされている。それは主に宗教によってまとめ上げられている。聖典がある。
日本においての宗教は主に仏教と神道が主流であるが、それらはごちゃまぜになっているのが実態だ。
このことは神仏習合しんぶつしゅうごうと呼ばれる。
こういったことは既に共有されているものだ。
海外のキリスト教における神はどのように呼ばれるか。日本語でだが、以下のようになっている。
- 神
- 主
- 父なる神・天の父
さあ、ここからが世界観の具体的な定義をしていく。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます