第4話

「なに? ソープ嬢になる?」

飛鳥が始からそう報告を受けたのは

四月の桜が咲くころだった。

「バッカか、おまえは!気でも狂ったのか?」

「正気よ。大食い女王もソープ嬢も

そんなに変わりゃしないわ」

「どういう判断基準だ。許さんぞ

そんなことオレが許さん」

「もう放っておいてよ。窮屈なのよ」

「始」

「自由にさせて」

「わかった。そんなにいうんなら

もうオレは何も言わん」

「本当?」

始はしかし本当は止めて欲しかった。

だがそれを口にすることは

プライドに関わるような気がしていた。


 

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好きなら私に会いに来て @k0905f0905

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