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黄昏時はいつも憂鬱だったけど、あの子はどうしているだろう

黄昏時はいつも憂鬱だったけど、あの子はどうしているだろう

火猫

おすすめレビュー

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★★★
★5
2人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • 比絽斗
    248件の
    レビューを投稿
    ★★ Very Good!!

    ホンダ CX650ターボというチョイスの渋さ

    「黄昏」の意味の変化が美しい
    冒頭では、浪人生としての不安定な立場や、どちらにも属せない自分を象徴する「憂鬱な時間」として描かれていた黄昏時が、結末では「再会」と「未来」への境界線に変わっていくグラデーションが非常に鮮やかでした。 「黄昏の先まで!」というセリフに、もう迷いがない主人公の決意が凝縮されていて、読後感がとても心地よかったです。


    バイクの車種選びにこだわりを感じました。あえて「CX650ターボ」という、マニアックでメンテナンスの難しい名車を、しかもサイドカー付きで登場させたことで、亡き父との絆や、大切に時を紡いできた重みがリアルに伝わってきます。サイドカーが空席から「彼女の特等席」に変わるラストが尊いものとして感じられました。

    • 2026年1月5日 23:17