第6話 1日配信(下1)[5人でゲーム!! 龍樹さんとボクの協力戦]
「ゲーム何する?」
お兄ちゃんがみんなに聞いた
「自分はなんでもいいですよ〜」
「俺は某大乱闘ゲームがいいぜ!!」
「俺は絶対にマオリカートがいい」
「ボクはどれでもいいよ」
みんながしたいゲームをって言っても真勝さんと忠基さんがしたいゲームを言った
「よしじゃあお前らのとぽよぽよエトリスをしようか」
「「よっしゃぁぁぁぁ」」
「すまんなこのバカ男どもが」
「大丈夫ですよ〜」
「お兄ちゃん?それボクのこともバカにしてる?」
「「いやみずなちゃんは女の子だろ」」
「うん、うん?確かにみずなちゃんは女の子だけどボクは男の子だよ?」
「「「「いやどう考えても女の子にしか見えない(よ〜)」」」」
【みずなちゃんは完全に女の子、中の子も女の子、そうとしか思えない】
【同:同意】
【母:私もそう思うわ】
【↑なぜ思うなの?】
【俺たちみずなちゃん応援隊もそう思います】
【俺たちさくりぃ先生応援隊もそう思います】
【低:自分の率いる海外ハッカー反撃チームもそう思います】
【うちら二次創作及びファンアート作成委員会公式もそう思います】
【俺たちみずなちゃんの配信見てる一般人連合もそう思います】
【私たちどっかの大きい企業の全員がそう思ってます】
【どっかのV:みずなちゃんは女の子としか分かんない】
【しれっとすごいの出てきてるけど自分もそう思います】
「なんで満場一致なの?そしてせめてお母さんは反対しよ?あといつの間に
視聴者増えてるの?」
【説:みずなちゃん応援隊はこの配信の最初から、さくりぃ先生応援隊、みずなちゃんの配信見てる一般人連合は途中からが多く、この短時間で低さんの率いる海外ハッカー反撃チームは低さん、どっかの大きい企業の人たちは考さんによる布教、二次創作及びファンアート作成委員会公式は結構初め又は途中からこの配信を見ています】
「あれぇ!?ボクたち今日まだ2時間くらいしか配信してないよ!?」
「まぁ自分のとこは刺激最高って人達の集まりでやってるからみずなちゃんの
際どい発言とか全部ライブ配信ってところとかが気に入られたよ」
「真と俺は今日は初めから見てる」
「まあみずなは女子ってことで、さあゲームやろうぜ!!」
お兄ちゃんもボクを女の子だってみんなに言ってるよ・・・
「「よっしゃぁやるぞぉ!!」」
「はぁ・・・」
「だいじょ〜ぶ?」
ボクがため息を吐いていると龍樹さんが心配してくれた
「じゃあまずはマオリカートでもするか?」
「「賛成!!」」
「ということで最初はマオリカートをやっていこうか」
お兄ちゃんが勝手に決めた
「でもあのゲームって4人プレイじゃなかったっけ」
ボクがそのゲームのプレイ人数を思い出して言ったら
「「「あ・・・」」」
ボクと龍樹さん以外が(とは言っても翔、真勝、忠基の3人)
【1人できないけどどうすんの?】
【同:↑同意】
「自分はまだ今日のノルマが残ってるんで今のうちにやっておきますね」
「了解・・・ということでプレイヤーが4人になったな!!」
うん、ボクのお兄ちゃんは頭がおかしくなってしまったようです
「先生?何言ってるの?まだやること残っているよね?」
「すること・・・・・・?」
「「低ニキさんのアバター作りだろ!!」」
真勝さんと忠基さんはまたもやシンクロ
「・・・不問で・・・」
「お兄ちゃん?サボるのならボクがお仕置きを・・・次は首って前に言ったよね?」
「Goodbye!!」
「逃がさないよ?」
と言いながらあらかじめ持っておいたカッターナイフをお兄ちゃんの足に向けて
本気で投げたら
「足がぁ、足がぁぁぁぁぁ!!」
「よし、命中したね」
さらにパジャマのポケットに入れていたカッターナイフを取り出してお兄ちゃんの
腕に突き立てた
「い"ってぇぇぇぇぇぇ!!」
「何本持ってんのさ・・・」
「やばいこれどうにか止めないと」
真勝さんは呆れた様子で、忠基さんはボクを止めようと考えている
「低さん助けてぇぇぇぇ!!」
「自分、喧嘩したことすらないので止め方知りませんよ」
「えぇ!?さっきは止めてたよな!?」
「自分の家の外の世界なんてほぼ知りませんよ」
「あああああ、ここにも役立たずの引きこもりぃぃぃぃぃ!!」
あ〜あ、お兄ちゃんは引きこもりの人に引きこもりって言ったら殴られるのを
全く知らないみたい。しかも役立たずって言ったらね、もうお兄ちゃんの命はないよ
「ほう、それはうちに投げた言葉と見ていいな?」
「「おっとここで低さんも乱入だぁぁ!!」」
【真忠コンビが解説してる】
【低さん怒った】
【悲報 さくりぃは死の道を選んだ!!】
【朗報 さくりぃ、美少女2人に殺される】
【みずなちゃんは女子だったとしても低さんは?】
【声からしてみずなちゃんの同い年くらいの女子と見て間違いない】
【母:あらあら、さくりぃは私が帰ってくる頃には死んでるかもね】
【考:この状況から考えるとさくりぃがみずなちゃんと低さんに喧嘩を売って
命の危機ってことか】
【説:多分、低さんは素手、みずなちゃんはカッターナイフを使ってるね】
【何故わかる!?】
【考:音】
【同:同意】
リアル大乱闘がお兄ちゃんと龍樹さんとボクで繰り広げられた結果・・・
「「勝負あり〜!!」」
「あれ?お兄ちゃん死んじゃった?」
「多分、ダウンしてるだけ」
「「起きたらもう一回(殴ろう)(切ろう)」」
「「勝者、みずなちゃん&低さん!!」」
【Fooooooo!!】
【さくりぃの自業自得】
【余計なこと言わなければ・・・】
【リアル大乱闘ってww】
【リアルじゃないけど、この映像で画面外ギリギリを見たら少しは見れるよ】
【マジで先生の首狙ってんなこれ】
【でも美少女?2人に殺されんのは羨ましい】
【どこかのV:この子たちのいる事務所はカオスになるね】
【足し蟹】
【足し蟹】
【足し蟹】
【足し蟹】
【同:↑同意】
【↑壊れた人の集い】
【やばい集いができた】
【さくりぃの命日は今日かな?】
「「じゃあゲームしよっか!!」」
そうボクと龍樹さんが言うと・・・
「「その前に返り血洗い流してこいよ!!」」
そう突っ込まれた
「「は〜い」」
ボクは疲れちゃったから寝たいけどベットを汚したくはないからそう思いながら
お風呂に向かった
〜お風呂場の前〜
「あ、そういえば」
「ん〜?」
「龍樹さんって女の子なの?」
「自分は女の子だよ?」
「・・・どうしよう、ボク男の子だから・・・流石に別々で入った方がいいよね」
「自分は大丈夫なんだけど?」
「いやいや、ボク男の子だよ?流石に怒られるって」
「え〜?翠里ちゃんは女の子だと思うから怖くないけど?」
「ボク以外の男の人は怖いの?」
「うん、ここに来る前なんか自分を見た人も普通に歩く小学生くらいの男の子すらも獣の目をしてたんだけど、翠里ちゃんからはほんとに全く感じられないんだよね」
「そんな事ないと思うけれど・・・」
「男性恐怖症な自分でも翠里ちゃんとなら結婚も考えられるけど?」
「えぇ!?」
さらっとすごいこと言うなぁ、龍樹さんは
「なんなら翠里ちゃんを自分のお嫁さんに欲しいくらいなんだよ?」
ボクがお嫁さん!?誰か助けてぇボクがボクじゃなくなってしまいそうで怖いよぉ
「怖がってる翠里の気配がしたから兄が助けに来たぜぇ!!」
「はい!!義兄は下がってください!!」
「ぐぼへっ」
龍樹さんがそんな事を言いながらお兄ちゃんを殴り飛ばした
「ほ、本気でボクと結婚するつもりなの!?」
「うん!!」
ま、眩しい笑顔・・・
「とりあえずお風呂、入ろっか」
「待って待ってボクが男の子としての何かをなくしちゃうから!!」
「・・・もうとっくに失ってるから関係ないよ?」
「どういうこと?」
「服脱げば分かるよ」
分かるってどういうこと?
「じゃ、じゃあ確認するから廊下で待っててね?」
「は〜い」
ほ、本当に入ってこないよね・・・うん、大丈夫そうだね
うう、怖いけど・・・えいっ!!
ボクは一気に服を脱いだらお風呂場の中にある鏡で自分の体を確認したら・・・
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
ボクはもう男の子じゃなくなっていた
湯船に浸かったボクは三角座りをした
「うう、本当に女の子になっちゃったよ・・・」
「ほらね、だから言ったでしょ〜」
「まさか本当に男の子って言う性別をボクが失ってるなんて・・・」
「まぁまぁ、結局は一緒にお風呂に入れたからさ」
「でも、このことがお兄ちゃんにバレたら・・・」
「確実に一晩寝かせてくれないね」
「どういうこと?」
「・・・いや、まだ君は知らなくていい事だよ」
どういうことか知りたいけどちょっと怖いからやめておこう
「それより、龍樹さんは着替え持ってきたの?」
「持ってきてないに決まってるじゃん。元々日帰りの予定だったんだから
あとさ、さん付けじゃなくてちゃん付けの方がいいな」
「わかった、それにしても着替えないのは大変じゃない?どうするの?」
「翠里ちゃんの服を借りる。翠里ちゃんの部屋にあった服、サイズ的に着れそう
だから」
なんの躊躇もなくそれを言うのはおかしいよ?
「まぁ、着ないよりはマシだと思うから貸すけどさぁ・・・あ、下着は流石に
自分の使ってね?」
「ここでいいえって答えたらどうなる?」
「ボクが困る」
「じゃあ自分の使うよ」
「ふぅ、よかった」
「翠里ちゃんにはあまり困って欲しくないからね」
「龍樹ちゃんは優しいね」
そんな事を話しながら女の子になってしまったボクと龍樹ちゃんのお風呂タイムは
続いた
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よっしゃぁ作者は冬休みに入ったからこのまま昼夜逆転させてやるぞぉってことですがおそらく昼に投稿することも多くなるかもしれませんのでって言ってるけど
大変なことにまだこのオール配信二話分は続きそうです。(下1ってなんでだよ)
個人勢Vtuberを兄と始めたらすごいことになった 深夜の暇人 @aya864
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