途中で「違うウサギだよ」で騙せてたところで、「タヌキくんもタヌキ違いなんじゃ?」と思っていたら、やっぱり冤罪だったんですね。
こっちのタヌキくん、信じやすいし気の良い奴だから、おばあさんを殺害するようなことしなさそうだと思っていたので。
いい奴っぽかったから余計に悲しい展開に……。
とりあえず、「タヌキがおばあさんを殺した」というのはおじいさんのウソで、実は自分で殺しておいてタヌキのせいにしていた、とかのダークなオチじゃなくて良かったです(笑)。
ウサギさんまで騙されていたとしたら、二重の意味でタヌキくんが浮かばれない。
作者からの返信
黒澤さん、こんにちは。
原作通りと断っておりますのに、流石に目の付け所が鋭いですね(汗)
「違う兎だよ」は原作にもあるシーンなのですが、ここを深読みした結果、トンデモない結末を迎えることになってしまいました……。
後半の狸君には可哀想ですが、民話の世界に我々現代人の倫理観は通用しないようです。
コメント後半のダークな展開、恐ろしいですね。
心理ホラーのネタにはなりそうですが、書いたら心を病みそうです💦
レビューコメント、ありがとうございます!
カチカチ山ってこんな怖い話だったのですね!
もちろん子ども向けに書き直したやつは、おばあさんを殺して婆汁にしてお爺さんに食わせる場面はないですが。
確かに、名前のない兎や狸の識別は難しいでしょうねぇ。
ああ、怖い怖い!
作者からの返信
フヅキさん、こんにちは。
古くから伝わる童話や民話って、しれっと容赦ない場面が出てきたりするんですよね。原作カチカチ山は、その中でも上位に食い込む残酷さだと思います。最初に思いついた人は、何を考えていたのでしょうね。
本作は、この理不尽な残酷さに合理的な理屈をつけようと考えているなかで出来上がりました。
結果、当初の想定以上に容赦ない展開になってしまい……
ああ、怖い (;´Д`)
うさぎが成敗したタヌキが、実は別個体で犯罪の濡れ衣を着せられていたとしたら……胸糞悪いですね。
作者からの返信
Li'l Hatterさん、こんにちは。
今作は、拙作内でも過去一の胸糞展開になってしましました。読後感が苦い仕上がりになってしまいましたが、昔話らしい理不尽さだということで、一つご容赦願います。
お読みくださり、ありがとうございます。