勇者が弱すぎて話にならない
るー
始まり。
第1話 えっ?勇者弱すぎない??
魔王城の奥の奥のさらに奥の部屋。
モニターがぐるっと壁に沿って置かれ、その真ん中に魔王は座っていた、、、
「これでも喰らえ!最終奥義!!はぁぁぁ!!!」
「いや、最終奥義出すの早くなーい??そこ初級ダンジョンだよー??」
、、、ツッコミをしながら。
「はぁぁぁ、勇者弱すぎて話にならない。これじゃあ世界平和なんて夢のまた夢なんですけど、」
モニターの中で最終奥義を繰り出し戦っている勇者を横目に魔王は深いため息をつく。
頬杖をついて、勇者とその一行を見つめる。
〔今回で、何回目だっけ、〕
そんな事を考えているうちに、モニターの中で勇者とその一行が感動のラストを迎えようとしていた。
「あーあー、今回もダメ。最上位高等魔術、巻き戻し。」
その瞬間、世界が光で包まれ全生物の動きが止まり、巻き戻された。
「次こそ、終わらせてくれよ。勇者」
勇者が弱すぎて話にならない るー @QWESD
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。勇者が弱すぎて話にならないの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
参加中のコンテスト・自主企画
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます