この夕焼けの色を抱きしめて、生きていく。
- ★★★ Excellent!!!
主人公にとって、空は青いだけのものではありません。
むしろ、赤い夕焼けの空こそが、彼にとっての”空”です。
けれども、多くの人にとって空は青いもの。
彼の小さな声は、幼い時も今も誰かに届きやすいとはいえないものでした。
苦い経験をしたことで、「黙っている」ことを選び続けて生きてきた彼は、ある日、転校生に出会います。いじめを黙認したことを後悔し、今度からは声をあげると決めたその人との交流を通じて、少しずつ心に変化が起きていきます。
おそらくほとんどの人が、この作品のどこかに心のひっかかりを覚えるのではないでしょうか。
このお話を契機に、知らずに目隠していた自分の心のうちをのぞいてみませんか?