14歳の球体の感触

転がる白の球体を

少年は胸に抱き合わせ寝た


それはどこかに転がっているはずの太陽

少年は

限りない光と共に

ケトルの沸く音が響く家に沈んだ


少年と母の約束事

何年も、もう何十年も

永遠に近い時間待ち続けた駅で

少年と母の約束事は

角ばった想いをほどかれながら

一つになろうとしていた


リビングの机に置いてゆかれた

少年と母の落書き

約束事はもういくつもの汚れが重なって剥がれかけていた

何年も、何十年も、少年の生まれる前からも

困惑しながらも待っていた文字列

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