社会派ミステリ、あるいはサイコパスを巡るミステリ。
- ★★★ Excellent!!!
主人公の詩織は理系、クリニック勤め、結婚して5年。子どもはいないが、夫とは円満な結婚生活を送っている。
詩織の考え方は、共感できる点が多い。
理性的で、安易に疑うより積み上げた信頼を優先し、しかし違和感には盲目になれない。
詩織の生活は、穏やかで、人生の模範コースでないとしても、満足できるもののはずだった。傍から見れば憧れるほどの、成熟した大人の人生だ。
それが、子どもが出来ないはずの夫と、関係を持ったという、そして妊娠したという女性が現れ、崩れた。波紋が広がるように、違和感は膨れ上がり、不穏な気配を放っている。
このレビュー時点ではまだ6話なので、不穏な気配に不安を、あるいは期待を抱くばかりだ。
物語のキーとなるのは、信頼なのか、データなのか、あるいはサイコパスなのか?
24話で完結ということなので、ハラハラしながら結末を見守りたい。