概要
星は遠いと思っていた。 奇跡を見た、あの時までは
白石ひよりは、親友の鷹宮ましろに恋をする。
けれど彼女には、許嫁がいた。
想いを隠し、『親友』という距離を選び続けたひより。
そんな二人が、クリスマスイブの夜、養護施設で“サンタクロース”になる。
失敗を恐れる少女と、奇跡を信じる少女。
星は遠いと思っていた。
けれどその夜、確かに奇跡は――すぐそばにあった。
これは、勇気を出せなかった恋と、優しい嘘の物語。
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