概要
『私の血は誰も救えない』
血の匂いが残る夜、
透は幼馴染・朝霧陽菜を失った。
事故は終わったはずなのに、
世界は何事もなかったかのように動き続ける。
泣くこともできず、怒ることもできず、
ただ「大丈夫なふり」を重ねる日々。
けれど――
あの日、確かに“おかしな何か”を見たという記憶だけが、
透の心に消えずに残り続けていた。
これは、
静かに壊れていく心と、
失ったものの意味を探しながら前に進もうとする
少年少女たちの物語。
※毎日20:00更新予定です
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