第2話 毎日同じ時間に体重計に乗りましょう
毎日、同じ時間に体重計に乗ってください。人間の身体の7割が水分で出来ているため、もし体重計に乗る時間がバラバラだとまともな数値になりません。
減量をはじめて数日は一気に1キロから2キロ程度減るでしょう。これは身体の中の水分が減ったことによる一時的な体重減少に過ぎません。よく病気をされた方などで、1日で2キロ痩せたとか言われてる方がいますが、これは正確には水分減少による体重減少であり、実際に体重が減ったわけではありません。
体重1キロは1話でも書かせていただいたように7000キロカロリー。これは絶食して三日分に相当します。
最初の数日で大きく体重減少することは嬉しいことではありますが、すぐに体重減少は止まります。理由は先に言った通り、食べる量が安定したことにより、水分がそれ以上減らなくなったためです。
このまま減量を維持することにより、例えば1000キロカロリー減らしているならば一週間程度で1キロずつゆっくりと下がっていきます。ただ、気をつけて欲しいのは、体重は綺麗な直線で下がってはいきません。
もし、水しか飲まなくてもどこかで体重減少が止まる時が来ます。そもそも減量と言う行為はこの体重減少を阻止する身体の拒絶反応に抗う行為であるため、ここで止めることは絶対にしてはダメです。
暫く体重が落ち着くと、また一気に落ちます。これを繰り返すことにより体重が大きな視点で見ると綺麗な直線を描いているようになっていくのです。
1話で苦しまないダイエットをお勧めしたのもこれが理由です。もしキツイダイエットをしていれば、この体重減少停止に耐えることができずに諦めてしまいます。
だいたい自分のやってるダイエットでもかなり無理のあるダイエットだと思います。基本的に食べなければ食べないほどに、拒絶反応が大きくなります。
そのため、食べるものを厳選する必要があります。例えば、ロッテリアのテリヤキバーガーとゼロコーラーであれば330キロカロリーですが、これにポテトを頼むと660キロカロリーになってしまいます。
見た目とカロリーは異なります。そのためダイエット効果の大きい食物を厳選して食べないとすぐにカロリーオーバーしてしまいます。
身体に満足度が高く、しかもカロリーの低いものを厳選して食べることが減量の秘訣です。
だからと言って、野菜ばかり食べるのはお勧めしません。いや、ベジタリアンな方ならいいのですが、基本的に太られている方って、むしろベジタリアンとは逆の食べ方をして来たはずですよね。
そんな人が急に食べる量を減らすために野菜ばかり食べると言うのも相当辛いのではと思います。しかもマヨネーズは思いの外カロリーが多くダイエットしているつもりがマヨネーズのカロリーで思うように行ってない可能性さえあるでしょう。
次のお話ではどんなツールを活用するのがダイエットに効果的なのかをお話ししていきたいと思います。
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