このエッセイを読まれたあなたは、もしかしたら何度も減量を試み失敗してきたかもしれません。あるいは、目標を決めてはじめて減量に挑む人かもしれません。

　自分は過去リバウンド経験がありますが、今回は理想的なダイエットをして来たと自負しています。8月15日に85.5キロもあった体重は現在72キロ。

　予定通り行けば後数ヶ月で目標体重の65キロが見えて来ました。減量をするのは難しいことではありません。ただ、多くの人がやり方を間違えています。

　例えば一時期ダイエット本まで出された岡田斗司夫さんは今や見る影もありません。彼の今の体型を見てダイエット本を買う人なんていないでしょう。

　要するにダイエットは簡単だがやり方次第では非常に厳しいものになります。まず、ダイエットと聞いてどう考えられるでしょう。食べなければ痩せる。

　答えはノーです。確かに理論上は食べなければ痩せます。しかし、食べなければ、死へと近づいていくのです。身体はこの死へと近づくことに非常に強い拒絶反応を示します。

　カロリーのかかる筋肉を減らし痩せにくい体質にして、それにプラスなるべく基礎代謝を下げていきます。あなたの必死の減量を試みる行為が結果としてダイエットを失敗させるのです。

　頑張っても報われない。やがてはあなたはダイエットを辞めてしまい前と同じ量を食べるでしょう。そうなると痩せにくい身体になってるため、前よりも太ってしまうのです。

　これこそがより肥満を誘発するジレンマになります。痩せるためにはいかに食べないか！？　ではなく、いかに食べるかを考える必要があるわけです。

　まず、三食を必ず食べることです。二食よりも三食食べる方が飢餓状態にならずに済みます。ただ、前と同じ量を食べるとそれは逆効果です。

　カロリーコントロールが必要です。1キロは7000キロカロリーです。これを逆算して何ヶ月で痩せるかを決める必要があります。

　自分は、朝コーンフレークかカロリーの低いカップ麺

　昼　ドドールのミラノサンドAあたり

　夜　自炊してオジヤでダイエットして来ました。

　平日は昼に関しては炒飯など少しカロリーを上げたりもしています。

　夜のおじやはご飯半合、肉と卵と豆腐一丁、白菜でそこそこの見た目にしています。実は腹持ちが良く、しかもカロリーの低いものを食べてます。

　朝のフレークで220キロカロリー、昼のミラノサンドはコーヒーと食べて330キロ。夜のオジヤが330から500くらい。総計1100キロカロリーです。

　だが、思っている以上に腹持ちのいいものを中心に食べているため、お腹が空く時間が少なく想定通りのダイエットが出来ています。

　もう少し完璧にするならば、空腹に感じた時に、飴を舐めれば完璧です。

　要はダイエットは人の生存本能との戦いなのです。いかに身体に適度にカロリーを送り込むことにより飢餓状態にさせないで、安心して痩せてもらうか。人間が辛いダイエットというのは身体も辛いのです。

　そのため、空腹をいかに克服するかこそがダイエット成功の秘訣になります。

　今回はここまで、では具体的に次回は自分がやってる毎日のダイエットを紹介しましょう。