12月の余白
みぃ
ざわめく街で
細く 手を握る
心許ない 足取りの
あなたに
強く 握り返す
確かめ合うように
この手だけは 師走の波に
攫われぬよう
街の灯から 零れる
12月のうたが
やがて 巡り去る
一年のざわめき
12月の余白 みぃ @miwa-masa
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます