第2話 異世界行きの社内手続き

 小会議室から帰ってきた者達の足音がしばらく企画課の島付近を支配する。それからすぐにノートパソコンでパチパチする者もいれば幾人かで話し始める者達の姿も見られる。

 コーヒーの香りが漂ってくるのを多田は感じた。隣の席の花鳥はいつもコーヒーショップのマークの入ったタンブラーを朝持ってきて、このタイミングで飲み始めるのだ。花鳥にとってはコーヒーを飲むのが進捗会後の本格的な始業であり、多田にとってはそのコーヒーの香りが本格的な始業になっている。

 多田はノートパソコンのロック画面を解き、また企画書を表示した。

『魔法の王国新名所、一年に一回の奇跡』

 キャッチフレーズはこんなもので良いだろうと思っているが、商品名が全然思い浮かばない。空にも陸にも湖がある情景をどうやって商品名に落とし込めば良いのだろうか悩み処だ。現状は商品名に『不思議湖ツアー』と仮で入力してあるがこれでは全く駄目だ、インパクトが無い。何か良いツアー名無いかな……こういう商品名ってなかなか良いのが思い付かないんだよな。

 かっこつけながら思案してみる。両腕を前方に素早く突き出し引っ込めて、それから右手の親指と人差し指の股で顎を挟み、難しい表情を作る。商品名を専門で考えてくれる人を雇えば良いのに、と思う。そういうニッチな職種があっても良くない? 俺はなれないけど。どうせなら俺がなれるニッチなものが良いな。何か競争が少なくて安泰で、かつ楽な仕事無いかな……いや、それこそ宝くじか? 職業宝くじラーとか、いや宝くジャーって言うのかなこの場合。良いんじゃないのか宝くジャー、何とかレンジャーみたいで。宝くジャーレッドとかピンクとかさ。あれ……俺今何考えてたんだっけ?

 多田の思考は散漫で、すぐにとっ散らかってしまう。それでも頑張っているように見せたいという見栄っぱりなところがあるのだった。そのため、今難しいことをやってます風な態度は崩さない。

「多田さん、昨日メールしたんですけど行政向けの申請を教えて欲しいんですけどぉ」

 商品名で頭を悩ませる多田に話し掛けてきたのはソフトモヒカン風の頭でしもぶくれの男性・唐草大樹(からくさたいき)だった。まだ24歳の若手社員であり、多田が教育担当として面倒を見ている相手だ。多田はあまり歓迎しない雰囲気で応じる。

「あー何かメール出してた? ちょっとよく見れてなかったんだけど手順書とか見てみたら?」

「いやー手順書めっちゃアバウトでよく分からないっつーかぁ……」

「あー俺もう異世界の視察行かないといけなくてさ、悪いんだけど誰かに聞いてみてくれる?」

「あー分かりました」

 邪険に扱ったが多田は別に唐草が嫌いなわけではない。後輩に時間を取られることで自分の仕事が進まなくなるのが嫌なだけだ。後輩を放っておいても損になることはまず無いが仕事が遅れれば評価に響いてしまう。この辺りは損得で優先順位が明確になっているのが多田の傾向である。

 多田が荷造りを始めると唐草は仕方なさそうに野森の方へ聞きに行った。野森はこういうのも嫌がらずに教えてあげている。多田はそんな光景を見てこう思った。俺はこうして間接的に野森さんを効率的に使っている。ということは、俺はやり手のビジネスマンってわけだ。人を上手く使うスキルは課長になった時に活きるだろう。

 荷造りを終えた多田は出ていきざまに思い立ったことがあり、青髪の女性・詩月の席へ向かった。というのも、企画書の商品名について意見を聞いてみたくなったのだ。今回の企画はカップル向けであり、女性側の視点の方が良い商品名を思い付くんじゃなかろうか? これは直感だけど。もしもこちらが思いもよらないようなロマンチックな名前を出してくれたら儲けものだ。

「詩月さんさあ、アメイズのあれ、上にも下にも湖があるってツアー、商品名良いの思い浮かばないんだよ。なんか良いアイデア無い? なんかキラキラしたやつとか」

 すると詩月はニッコリと作り笑いをして応じた。

「んー……キラキラバイーンとかどうです?」

 二秒くらい間が空く。

 全くもってまともな回答ではない。多田は何とか顔の筋肉が痙攣するのを抑えて笑顔を作って、協力を得られないか会話を試みる。

「……やっぱキラキラじゃなくて良いや、なんかこう……ガツンとくるやつが良い」

「じゃあタイタニック号とか」

「いやーもうちょっと真面目なやつ無い?」

「じゃあ、大化の改新ツアー」

 詩月は貼り付けたような笑顔を全く変化させずに秒速で返してくる。『私は協力する気が1ミリもございません』と意思表示しているのが明白だった。

 多田は内心このクソ性悪女アァッ! と悪態をつきつつも笑顔を崩さない。無理矢理笑っているので顔の筋肉がつりそうである。

「あはは、大化の改新かあー」

 そして詩月も笑顔を崩さない。

「えへへ、真面目なやつー」

「あははは」

「えへへへ」

「…………」

 互いに笑顔を突き合わせ、微妙な空気が流れる。

 冷たい戦闘。企業戦士のバトルとはこういうものだ。

「…………分かった、ありがとう参考にするよ」

 多田は諦めて詩月から離れていった。充分に離れた所まで歩いたところで笑顔から捻くれた表情に切り替わる。内心怒りの声でいっぱいだ。なーにが『えへへ』だよこのドス黒の腹黒めが! なーにが大化の改新だよ、タイムトラベルツアーじゃないんだよまったく……しかもそういう返しで私ちょっと頭良いですアピールを混ぜ込んでくるのもマジでムカツク! まったく底意地の悪い女だ。先輩が困っていたら後輩は率先して助けるものだろう? やはり後輩といっても仕事上はライバルだ。この世界は食うか食われるか。後輩に足元をすくわれないよう気を付けないとな。世知辛い世の中だよ……

 時折すれ違う人を避けつつスタスタと多田はフロアを歩いていき、五階へ下った。そして『情報・備品課』のプレートを掲げた部屋へ入っていく。部屋の中は壁や天井が象牙色、床は灰色のカーペットになっており、入ってすぐの所にロビーチェアが並び、その向こうにバーカウンターみたいな長い机が設置されていた。バーカウンターみたいなものは情報・備品課の受付であり、たれ目の中年女性が画面を見ながらそこで作業していた。中年女性に多田が話しかける。

「企画課の多田です。アメイズ行きを申請してありますのでお願いします」

「はい、では社員証を読み取りお願いします」

 たれ目の中年女性がそう言うと、多田は首からネックストラップで下げていた社員証をカウンター上に置かれた手の平サイズの箱にかざした。ピコーンと音がして箱に緑色の丸印が表示される。次にたれ目の中年女性はカウンター上のパソコンを弄り、モニターに表示された内容を確認する。多田からはモニターの背しか見えないが、恐らくモニターには社内システムで多田が申請した内容が映し出されていることだろう。

「はい、確認できました。では備品をお持ちしますのでこの札を持ってあちらでお待ち下さい」

 二十番の札を渡され、多田はたれ目の中年女性から離れた所にあるロビーチェアに座った。硬い座り心地だ。他に待っている人はいない。少しすると部屋の中に誰か入ってきて受付へ向かった。その後ろ姿はどうやら田所のようだった。田所は受付を済ませて札をもらうと多田の隣へやってきた。彼は腰を下ろさず、ロビーチェアの背もたれに手を置いて話し掛けてきた。

「アメイズ?」

「そう。そっちは?」

「タルジェノン」

「タルジェノン? エングラスの亀の方は良いの?」

 そう多田が尋ねると田所は苦い顔になる。

「行きたいけど、午後行こうとは思ってたけど田中さんのフォローしないと」

「あーあれね。大変だね」

「何だかエルフに熱中してて仕事が手につかないみたいだ」

「はあ? なにそれ?」

「知らないのか? ノムレスのコンサートツアー、女性の申込数の方が全然多いんだよ。男性エルフのグループが凄い人気なんだよ。統計課の一覧に出てるだろ?」

「……あいや、知ってる知ってる。男性エルフ凄いもんね」

 内心冷や汗をかきながら多田はつい知ったかぶりをしてしまった。知らないことが出てくるとつい知ったかぶりをしてしまうのは昔からの癖だ。何だろう、こういう場面では反射的に知ってると言ってしまう。そして言ってしまってから焦る。こいつやっぱり知らないんじゃないかと思われたら何か負けた気になるので、相手に気付かれないように話を合わせなければならない。

「ノムレスで雄大な自然を満喫しようなんて謳ってはいるけど、実際は殆どの客がエルフ見たさに行ってるんだ。コンサートが入っていないツアーもそこら辺にいるエルフを見てキャーキャー言ったりしているようだ。農作業している男エルフがツボなんだってさ」

「あーやっぱエルフだらけの世界だからね。エルフが目的になっちゃうのもしょうがないというかなんというか」

「田中さん、最初はノムレスの案件は役得だとか言って浮かれていたんだけど、想像以上にドハマりしちゃったみたいだな。向こうの担当者と仲良くするためにわざと手続きを引き延ばしたり、必要以上に現地へ足を運んだり。しかもそこまでしているのに本人が舞い上がってしまっているもんだから全く仕事が進まない」

「仕事にかこつけてそれは駄目でしょー。いくら熱中してもそこはビジネスと私生活を区別しなきゃあ」

 ノムレスはエルフが中心の異世界だ。容姿端麗なエルフ達、それから自然と融合した都市造りが特徴である。コンサートツアーは定期案件として定着するほど人気のツアーだが、てっきりエロオヤジが美人エルフ目当てに行くものだと思っていた。そして統計課の情報を田所がそんなにしっかり見ているとは意外だった。田所は同期だが基本的にドジなのであまりライバル視していなかったが、あまり侮ってはいけないようだ。

 丸眼鏡の中年女性から二十番の方どうぞと呼ばれ、多田は呼ばれた方へ向かった。

「はい、多田さんですね。こちらが社用スマートフォンです。翻訳アプリは説明書を読んで使用して下さい。それからアメイズで特に気を付けるべき文化・風習ですが前回多田さんが行った日からは変わりありませんが、お聞きになりますか?」

「いえ、結構です」

「分かりました。アメイズは急激な政情不安等の情報は無く観光省の発表は本日時点で安全性A+となっています。こちらは異世界ゲート通行証です、ゲートで係の人に見せて下さい。現地で必須になる宗教用具や護身用品はありませんのでお渡ししません。最後に現地で使う通貨はこの袋に入っております。使った分は必ず明細を書いて何に使ったか分かるようにして下さい。万が一不足した場合は立替精算として下さい」

「分かりました、ありがとうございます。行ってきます」

 多田はほぼ聞き流して社用スマートフォン等を受け取り、自身のビジネスバッグに詰め込んだ。もはや説明は聞き飽きる程度には回数をこなしているので、このやり取りは通過儀礼である。スピーカーから流れる何かのアナウンスを聞くともなしに聞くのと変わらない。

 隣では田所も呼ばれていて、ひっつめ髪の中年女性から説明を受けているところだった。

「タルジェノンは観光省の発表だと安全性Cとなっており危険が伴います。現地随行員の指示によく従い、不用意な行動等を避けて下さい。こちらは異世界ゲート通行証です、ゲートで係の人に見せて下さい。現地で必須になる宗教用具や護身用品ですが、こちら……首から下げるタイプのお守りです。これを外すと簡単に憑りつかれてしまうので常に身に着けていて下さい。最後に、現地で使う通貨はこの袋に入っております。使った分は必ず明細を書いて何に使ったか分かるようにして下さい。万が一不足した場合はこちら……ご神木の板で代用して下さい。このご神木は大変入手が難しいため、万一これを使用した支払いが発生してしまった場合はその時点でその後の行程は全て中止し、帰還するようにして下さい」

 それを聞いて田所は軽く頷いた。

「はい、ありがとうございます」

 多田はロビーチェア付近で待ち、田所がやってきてから一緒に歩き出し、部屋の外へ向かった。

「タルジェノンって開拓でしょ、順調なの?」

「運良くファンキーなお化けに出会えた。観光客が来たらその人達を驚かすのはどうかって持ち掛けたら凄い乗り気になってくれてさ」

 タルジェノンはお化けの世界だ。命を落とした者も多く、安全性Cなら観光目的では行くことができない。

「後でちゃぶ台返しされるんじゃないのか?」

「信用を築くまでに期間を取らないといけない。だから企画がある程度固まっても安全性確保のステップでだいぶかかると思う。ゴーサインが出るかどうかだよなあ。そっちの開拓はどうなん? 異世界仮称014のやつ」

「いやー向こうの担当が本当に糞な奴でさあ。あそこは巨大生物の世界でしょ? だから俺達をいちいち子供扱いしてくんの。『よおおチビちゃん、ミルクでも飲むかい?』こんな感じよ。書類を見せるとこうだぜ、『おいおいビジネスだってさ、ママに書いてもらったのかい?』」

「うわ、そりゃ酷いな」

「まったくだよ。だから俺は言ってやったんだ。『確かに俺達はあんたらより小さいかもしれない……だが一日の間に風呂に入る回数なら同じはずだ』とね」

「…………うん、えー……何て言ったらいいか分からないけど……とにかく決め台詞にならないものを決め台詞みたいに言ってやったんだね?」

 田所は反応に困る感じを出していて、多田は共感を得られなかったことを悟った。自分的にはもう少し盛り上がる気がしていたのだが。少し決め台詞で微妙なラインを攻め過ぎたかもしれない。ちなみに話は盛っているので決め台詞は空想の産物だ。人にエピソードを話す時は盛れ、が多田の主義である。盛ったことで話が盛り上がるのであればそれで良いじゃないかという考え方だ。

「お前達にも引けを取らないってことを表現したかった」

「それなら命は同じ一つだとか言えば良かったんじゃないの?」

「驚いたことに俺は勝ってた。彼らは一週間に一度しか風呂に入らないんだ」

「うわ、聞きたくない情報だったなあそれ。じゃあこれからそのくっさい巨人に会いに行くの?」

「いや今日行くのはアメイズ」

「あそうか。アメイズってそういやきな臭い話が出てたな……」

 田所は歩くのをいったん止めて額を弄る。何か重要な話なのだろうかと思い、多田も足を止めた。

「きな臭い?」

「それが……企画を横取りする業者が出たとか」

「横取りだって……?」

 多田は眉をひそめた。旅行会社にとって企画とは生命線そのものである。それを横取りする輩がいるのは不愉快な話だ。

「俺も高田から聞いた話なんだけど、どうも高田がこの前花鳥課長と野森さんが立ち話しているのを見かけたみたいでさ。その時野森さんが企画を奪われたっていう事を報告していたらしいんだよ。手伝ってあげますよ的にフレンドリーに話し掛けてきた他業者に案件の事を教えてあげたらそのまま盗られてしまったって」

「本当かな~?」

 俄かには信じられない話だと多田は思った。そんな事になればもっと大騒ぎになっていても良さそうな気がする。お調子者の高田のことだから話を盛ってるんじゃないのか?

 田所はいたって真面目な調子で、前から来た人を避けると近くの壁に寄り掛かりながら話を続けた。

「俺も最初は眉唾物だと思ってたんだけど、先週から野森さん朝会でアメイズの新エリア開拓案件を報告しなくなっただろ? それであれ? もしかしたら……って思ったんだよ」

 それを聞いて多田は思い当たる節があった。

「あれ……? そういえば野森さんってアメイズの新規案件持ってたよね。アメイズ行く時ちょくちょく野森さんと会ったけど新しい国を開拓するって言ってた気がする」

「そう、それが先週の途中から報告しなくなったんだよ、唐突だろ?」

「…………それは、確かに……」

 だんだん多田も真面目に受け取るようになってきた。難しい顔をして考え込む。唐突に報告しなくなるっていうのは確かに妙だ。基本的に案件が中止になったのであれば中止になりましたと報告して終わる。単純に朝会で言い忘れているだけとか? でも言い忘れているなら課長が突っ込むだろうし……じゃあ、本当に横取りに遭った……?

「まー信じるかどうかは別として、用心に越したことは無いだろ?」

 そう言った後、田所はよっと掛け声を発して壁から反動をつけて身体を離し、再び歩き出した。多田も並んで歩き出す。

「そりゃそうだ。だが俺をなめてもらっちゃ困る。俺はそんなヘマはしない」

「野森さん、お人好しだからな。まさか横取りされるなんて思わないで喋っちゃったんだろう」

「企業秘密は死守しないと駄目でしょ、我々はビジネスでやってるんだから」

「ま、他の会社と仲良くってわけにはいかないよな、ライバルだし。これが響くと、野森さん次期課長の線はなくなっちゃうかもな」

「……そうすると俺か田所のどっちかってこと?」

 他の会社の人間にペラペラと企画のことを喋ったりしない自信が多田にはある。花鳥課長は近々昇進するだろうと言われていて、次期課長は年次で言えば野森さんだが成績で言えば俺にもチャンスがある。管理職は進んでなりたいわけでもないが、なれるのであればなってみたい。給料が良いし。あと、課長って呼ばれてみたい気持ちも何となく、ある。

「俺はあまり課長ってガラじゃないから、……あれ電話かかってきてしまった。先行ってくれ、時間かかりそうだ」

 そう言って田所は電話に出て通路の端に寄っていった。多田は分かったと頷いてそのまま進み、会社の受付を出てエレベーターに乗った。多田はエレベーターに一人で乗っている間にこう考えた。電話がかかってきてちょっと失礼、というあれ、俺もやってみたいな……

「おっと電話がかかってきちゃったよ、ちょっと先行っててくれる?」

 多田は早速イメージトレーニングを始めた。

「イマイチだな……おっと電話だ、あーまたあの人かあ長くなりそうだな、ちょっと先行っててくれる?」

 スマートフォンを取り出し、持ち方も含めてカッコ良さを研究する。

「ちょっとわざとらしいな……おっと電話か、すまん先行っててくれ……んーシンプル過ぎるか。おっと電話だ、これはあの件かもしれないな、ちょっと先に行っててくれ」

 どうもしっくりくるものが無い。

「おっと電話が……」

 何度もやらない内にエレベーターが一階に着いてしまった。エレベーターが停まる直前の減速を感じた所で多田は何事も無かったように姿勢を正し、股間の前で手を重ね合わせてビジネスバッグを持ち、いかにも折り目正しいビジネスマンになった。ドアが開くと多田はすまし顔で出ていった。

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