理不尽な客とその応対をする店員の応酬を描く、日常を描いた物語なのかな。そう思って最後まで読み進めると、ぞくりと恐怖に襲われました。舞台は島に一軒だけのコンビニ。紛失したスマホを巡るどこにでもある「クレーマーのいちゃもん」が、店員の淡々とした、しかしどこか不自然な返答によって次第に不穏な空気を帯びていく描写が印象的でした。読み返してみると、会話の端々に混ざる「違和感」の配置が上手いなと感じました。一話完結のきれいにまとまった短編ホラーを読みたい方に、特にお薦めです。
とある島のコンビニで起こった話を描いた作品です。とても怖い結末の作品で、ゾッとしました。
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