即席タッグバトル開始
「杉野くん、かえでさん!」
「ち、見つかったか」
「吐いてもらおうか!杉野くん いや杉野卓!」
「バレちまったら仕方ないな。ぼくは俺はビターエンディングスの杉野卓さ」
「貴様!」
「かえでさんを」
「あ、ああ」
「かえでさんを返して!この変態」
「返すわきゃねえだろ、このアマがあ」
「本性や本質は粗暴だな。品性すら捨てたのだな、杉野」
「俺はビジネスがやりたいだけだ。巻咲かえでを最大限に使った新時代ビジネスをね」
「何がビジネスよ。自分に振り向かない女の子を無理やり傀儡にするやり方。吐き気がするわ!」
「お前と木田みたいな真面目なやつが評価される。ウンザリなんだよ!」
「だから、新しいビジネスとやらが ビターエンディングスの配下になって世界破壊を画策しているのか」
「違いますよ。周藤さん 僕とかえでが新しいアダムとイヴになり、新世界を作る。かえではいい子だからね。洗脳カプセルを飲ませたらメイドさんのようにご主人様に尻尾をふる 最高だ。生きていて良かったあ」
「ふざけないで!そんなのかえでさんの意思を無視した人権侵害よ!」
「だまれ!小川 てめえに興味はねえ!早く帰って眠りにでもついたらどうかな!」
「怖い、助けて章介くん 助けて!」
「助けに来たぜ、栞菜!それにかえで」
「章介、来てくれたの!」
「ああ、英恵さんとな」
「ちょっと人をおまけ扱いしないの!」
「簿記協会め、味な真似を」
「お前の本性は醜いな、杉野 俺の勘は間違いじゃなかったな。本当は信じたかったよ。久しぶりに翔琉みたいなやつに出会えた喜びからか。しかし、まあボロを出すのがはやいはやい」
「木田、お前を倒して新ビジネスの販売利益を上げる餌にしてやる! 」
「言葉はいらないか、かえでを返してもらうぜ!下衆野郎」
「待って、私も戦う」
「ダメだ、栞菜」
「嫌よ」
「俺は構わないぜ、かえでもやりたいって言ってるからな」
「言ってねえだろ、言わせてるだけだろうが!おい」
「うるさい!」
「かえで さん」
「かえで」
「気安く私を呼ぶな、見下げるな、馬鹿にするな」
「ちがう!」
「待って!かえでさん」
「遅い、タッグバトルの開幕だ」
取引開始
つづく
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