かえでを救え!即席タッグバトル①

前橋に着いたが、エキーア前橋近くを捜索する英恵と章介。


「いない」

「どこに行ったの?」

「英恵さん、駅とかは」

「いないかも」

「いや、二つの駅がある 上毛線とJRでそれぞれ」

「待って、会長と小川さんからだわ。出ていい?」

「かまいません」

「はい、暮村ですが 杉野君を中央前橋駅で男と話すのを目撃したと はい、わかりました。今から」


「章介君、中央前橋駅よ」

「早すぎる。種明かしにしては まさか!」

「誘ってるみたいね。でも!」

「ミイラ取りがミイラになりますか!かえでがいるなら そこに」


中央前橋駅のホームにて男と話しているのを息を殺して聞いていた小川、周藤。


「骨島さんは神経質ですね。大丈夫ですって ぼく上手くやりますから」

「岩下のようにシクらないように」

「骨島さんの監督責任になるからですよね」

「しかし、その子を洗脳して木田章介にぶつけるのを氷節さんにバレたら」

「あなたは組織からの永久追放だ」

「君もだろ」

「ぼくは新しいビジネスで忙しいんでねえ。また会いましょうか、骨さん」

「気安く呼ぶな、糞餓鬼」

「やだな、全く」


(かえでさんを)

(洗脳だと!)

(会長!)


まさか、炎戟のやつそこまで堕ちたのか!バカが


まさか、ビターエンディングスは内部分裂している。チャンスいや罠ね。骨島を使い、杉野君を駒にした。岩下さんの時と似たやり方。許せない!ビターエンディングス あなたたちだけは絶対に


それにしても杉野の本性が早くわかるなんて、わたしツイてるのかもね。でも、私かえでさんとは戦いたくない!憎む必要なんかないのに


純粋なかえでさんまで使わないと勝てないの、簿記札に


頭来た、勝ってやる!かえでさんの名誉のためにも


つづく



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