第三話 第一村人発見しました致しました。膝に矢を……失礼……。
次の日、目が覚めると不思議と疲労は取れていた、シックス・アイズの毒を受けて状態異常を引き起こした訳だが、その時にFOOのUIが出てきた。ゲーム的な要素は自分が知らないだけで何処かに存在しており機能しているという事だ。まだ、未発見な事が多い以上迂闊には動けない。
ベッドでぼーっとしているとドアを叩く音が聞こえる。
「失礼します。」
出てきたのはセンシア一人だった。
「おはようございます。お食事の準備が出来ました。」
「え?食料は大丈夫なの?」
「はい、既に確保済みです。ヴァリアンズのおかげで野生動物の狩猟が上手く行きました。」
「おお。」
さすが戦闘部隊、これなら当面食料に問題はないな。
センシアに案内されダイニングへ行くとちらほらと僕の作ったNPCが食事をしていた。
「ようこそ、ご主人!料理は私にお任せを!」
出てきたのは『シーコ・プエンテ』彼女はドワーフであり、カリス・ピスティソスのメンバー。彼女に料理なんてできるのか?『鈍器使い』と『メイド』しか覚えてないはず。もちろん『料理人』という職業は存在するし上級職である『グラン・シェフ』も存在する。機能的にも素材を融合させてご飯系アイテムを作り回復やバフの効果を得るものだが……。
「どうぞ!」
ガシャんと出されたのは何かの尻尾、副菜だろうか……人の顔がついた植物が丸焦げになっている。
「メニューは謎龍の尻尾ステーキ、落ちてたマンドラゴラの火炙りです!」
「い、頂きます……。」
いや、食ってみれば案外いけるかもしれない。食わず嫌いは良くないからな。
まずは尻尾を食べてみると、いけなくない、ただ味がしねぇ……。
「どうですか?」
シーコ・プエンテは目を輝かせる。
「うん、質素でいいと思う……。」
「やったー!」
レベルの概念が適用されるか気になる、シーコにはレベルを上げさせて料理人の職業を覚えさせてみるか……。
「さて、準備するか……。」
「待ってください!お残しは許しません。」
それ食べるのか……死ぬ間際みたいな顔したマンドラゴラ……てか、火力強すぎだろ……三体いるのだが、真ん中だけピクピク動いてるし。
「あーうん……。」
フォークをちゃんと死んでる方のマンドラゴラに突き刺し口へ運ぶと、ゴーヤ?なんだ……苦いが後から甘味が出てくる……。
「これは、美味いんだな……。」
やはり見た目で判断してはいけない……。
もう一体口にし最後にピクピク動いてる方へフォークを刺すと『キシャー!!』と声を出して絶命する。
食べ物なのだからちゃんと命を頂かなければ……。
口に運んだ瞬間、口がピリリと辛くなる。
「美味いけど、なんだ……。」
再び左上にUIが出てくると毒のアイコンが表示される。
「それ毒ですね……やはり加熱はしっかりしないと。私達の身代わりになってくださりありがとうございます。」
センシアがUIを見て確信したようだ。俺はモルモットか……。
毒は意外にも弱く時間経過で消えた、シックス・アイズの毒と比べれば安いもんだ。
「飲み水はどうなってんだ?喉は乾くだろう?」
「はい、飲み水に関しては井戸から汲み上げてます。この屋敷は水道こそ通っていますが飲み水に適してるか不明です。なので手洗いやシャワーだけに限定しています。」
「水質は調査できないのか?」
「そうですね……水質調査機みたいな物があれば良いのですが……。」
「だよなー探索するしか方法はないよな……。」
とりあえず豊かな生活は欲しい、彼女達を作った以上責任がある。万が一、普通の生活が原因で病気にさせてしまうとか傷をつける事は絶対にさせたくない。
「水分に関しては節約しながら行動するのが良いでしょう……特に井戸の水は……。」
「どうぞ。」
「あれ、『アシス』?」
横から『アシス』という獣人で現れた。『カウート』という牛を基盤に創造したNPCで寮は『ヴェスターズ』であり職業『ハイプリースト(上級職)』だ。でも、何故ここに?
テーブルには牛乳が置かれてある。
「一つの問題として栄養という面がございます。私達も生きている以上偏った食事は御法度でしょう。」
センシア、そんな事は良い。これはどこから取ってきた?
いや、待て……近くに森があったのだ……野生動物くらいいるはずだ……断じて変な想像はしない……。これは、きっと外から取ってきたもの……断じて……。
「……お気に召しませんでしたか……?」
アシスが顔を覗き込んで様子を伺ってくる。断れるか……。
「いや、頂きます。」
口にすると結構甘かった……いやいや、赤ん坊の記憶なんて覚えていない、絶対にそうだという確証なんてない。これは決して……。
「アシスちゃん!」
カストディーアがアシスの後ろに回ると巨乳を揉みしだき始める。
「ちょってやめて!」
「明日は私が搾り出してやろうか?」
「ブフォオオオオオ……ゴホ……ゴホ……。」
今の一言で全てが確信に変わる……いらん事言いやがって……脳筋が……。
これはゲームじゃない……画面の向こうの存在が現実になった時エロい目で見る勇気はない……いわゆるチキン……根性なしだよな……。
僕が思っているよりもこの屋敷での生活はハードモードかもしれない。
食事を終えると出立の準備に入る、自室のクローゼットには大量の装備が入っている。服を掻き分けると奥に空間が広がっておりその中から装備を選ぶ事ができるようだ。
「よく分からないな……こういう時はゲームっぽい……どこで差別化を図ってるんだ……。」
一応説明すると僕の職業は『グラディエーター(上級職)』『アーマードマジシャン(混合職)』『グランドチャレンジャー(上級職)』の三つだ。レベルは134……カンストが100だって?職業によってはレベルの上限を振り切れるスキルが存在する。この『グランドチャレンジャー』のスキル『不屈の精神』はレベルのカンスト上限が150になる。他にも職業レベルも上限が40になる。因みに武器適正にもレベルは存在し上限が10だが、この不屈の精神で上限が20になる。
他にも『求道者』『スポーツ選手』『マゾヒスト』がレベルカンストの上限を伸ばしてくれる。熟練プレイヤーはこの上限システムを活かす傾向があるようだ。
「失礼します。」
センシアが入る。
「どうした?」
「お一人では危険ですので、お付きを考えてください。」
「お付きねぇ。」
彼女達を心配させるのは不本意だ、少し考えよう。ただ、急にメイドを連れてきて住民に驚かれても厄介だ、ここはアイツしか……。
「じゃあ、『ヤミコ』を呼んで来てくれ。」
「かしこまりました。」
装備をあえて隠密系にした、見た目的にも旅人に見えなくはないだろう……。
「失礼しまーす。」
扉が開くと、『ヤミコ』というノクターンズのモンスター『ドッペルゲンガー』だ。職業は『セルフEQ(種族職)』。彼女自身が装備になる。
「じゃあ頼むよ。」
「おいっす。」
彼女は僕の影に溶け込んで行き姿を消す。光が強く影が消えそうな時は服の中へ避難する。
玄関を開け目的の場所まで見つめる。
「お気を付けて、ハル様。あと、ヤミコも頼みましたよ。」
「行ってきまーす。」
ヤミコ気だるく答える、『性格』は『ギャル』だ。
「センシア、屋敷は任せたよ。」
「畏まりました。お任せください。」
——センシアに見届けられ歩みを進める、これから冒険が始まる訳だが……。
「ご主人、これ読めるの?」
「読めん。」
周辺地図を渡されたがグチャグチャだ……早速迷った……誰が描いたんだ……。
平原まで歩くと遠くに村が見える、その奥に石造りの建物が見えるのであれが例の街だろうか……。フードを深く被り顔を見せないようにする。
奥に進むと寂れた村を発見……街の前にこの村から散策しよう、宝箱とかあるかもしれないし……。
村には畑やら質素な建物、ファンタジーもののゲームにありがちなオブジェクトが幾つか存在していた。
「これは珍しい!旅のお方か!」
はい、イベント発生です。
「昨日この国に訪れたばかりでして……よく分からないのです。」
ここで分からないムーブをかませばベラベラ話してくれるだろう。
「はは……!では、死ねい!」
「なんでだああああああ!!」
ナイフを隠し持っていたようで斬りつけてきた。
ナイフは体に当たると左上にまたUIが出てくる、ダメージは0で無傷だ。
「何!?貴様何者だ!」
「それはこっちのセリフじゃあああああああ!!」
急にびっくりしたわ、こいつ村人じゃねーのかよ!
「我々盗賊団に歯向かいおってからに!」
全部自分で喋ってんじゃねーか!おい、ツッコミしきれねーよ!
「ご主人、これが第一村人発見て奴か。」
「ちがーう!あってるけど違う!」
「ごちゃごちゃ言いやがって、今度こそ殺してやる!」
「わああああああああ!!」
再びナイフを振ってきたが先に手を出すと盗賊のおっさんが吹き飛ぶ。
「これが……イベント……。」
「もうええわ……。」
おっさんは死んでなどいない、小さい馬小屋に運び拘束し魔法で無理やり起こす。
「ここは……。」
「痛い目を見たくないなら質問に答えろ。」
剣を取り出すと怯え始める。
「わ、分かった!全部話す!」
まずはこの世界がどこなのか、把握する必要がある。
「この世界の名前を知りたい。大陸なのか、島なのか……。」
「なんだ、そんな事も知らないで旅してるのか?」
「良いから答えろ。」
おっさんが言うにはここは大陸であり『アルガノン』大陸というらしい、国は三つ存在し『グレニア帝国』『マリアット聖王国』『ハイマー選民国』の三つがこの大陸を牛耳っているそうだ。帝国は技術国家であり他の種族に寛容で科学の発展が望ましいそうだ、聖王国は神を信仰し人間主体の国家であるそうだ。なので他種族を嫌う傾向にあるとか、選民国はエルフやオーガなどの長寿種族のみで構成された国のようだ、だからと言って人間を嫌う傾向には無いとのこと。
そして僕たちはマリアット聖王国の領内におり、この村は『ウガタ村』といい、奥にある寂れた街は『クレアトラ街』という十字街のようだ。
「全部答えただろ?早く……。」
「待てって、まだ聞きたい事があるんだ。」
問題はなぜここまでクレアトラ街が寂れてしまったのか……また、おっさんみたいな敵が出てくる可能性もある。
「街が寂れた理由?それはお前……市民自治権が貴族に譲渡されたからだよ。」
「うわ……悪徳貴族って奴か……。」
「いや、悪徳ってわけじゃねーよ。なんでも、帝国に喧嘩ふっかけたらしくてな……財政面をより強固にするため市民の自治権を奪って上手い事強化するつもりだったらしいが……上手くいってないようだな……だから俺みたいな盗賊が生まれんだよ。」
「なるほどねー。」
「とにかくだ、こんなことしてなんだが、ここは危ねぇ。」
おじさんに敵意は完全に消えたと信じて解放した、続いてはそのクレアトラ街に向かう。
距離はそこまで遠くはない、近くまで来てみると石造りの壁が円を作り囲んでいる。
「柵が空いてるな……。」
「私が見てくるよ。」
罠の可能性もあり、ヤミコが暗い場所を縫って進んで行く、路地は薄暗く彼女にとっては適した場所だ。
しばらくすると、戻ってくる。
「家の中より路地に人が集中してたけど、みんな気力がないような……襲っては来ないんじゃない?」
「分かった、ありがとう。」
中に踏み入ると、活気はもちろんなく。商業施設が多く並ぶも殆どが閉店状態、商品を売るなんて考えちゃいない。
「困ったな……こういう時酒場で情報を手に入れるのが筋なのに……。」
街を眺めながら歩いていると老婆が姿を現す、今度は普通の奴であってくれ……。
「旅人や……ここに何のようじゃ?二年前のように活気はなく、皆飢えとるよ。」
「た、大変ですね……。」
「全くじゃ……『マルクレイブ卿』が国の為と言い自治権を無理矢理剥奪したのが原因じゃ……。」
良かった……これは普通のイベントだ……何事もなく迎えられそうだ……。
「奴らには気をつけよ……旅人であっても身ぐるみ全部剥ぎ取られるわい……。それが異国の人間であれば、闇商人に売り捌く輩じゃ……。」
「うわ……ひでぇ。」
やっぱり悪徳じゃないか……。
「はぁ……奴らは国に支えてる事をいい事に私利私欲を肥やす……『レナード男爵』は弱小の貴族でありながらもワシらを援助してくださる……じゃが……いつまで持つかのう……。」
なるほど、この街を保ててるのはその男爵とやらが援助しているおかげか……。
「近い内にレナード男爵はマルクレイブ卿と衝突する可能性がある、弱小貴族じゃ……勝ち目などない……。」
うーん、ここはそのレナード男爵という人間に会ってみるのが吉か……とりあえず街の状況は分かった、あと知りたいのはこの大陸の地図はどこで手に入れられるのか……右も左も分からないのだから手元にないと安心できない……。
「おばぁちゃん、最後に……」
「ごはあああああぁぁぁ!!」
「えええええええ!!」
急に吐血を起こしその場に倒れそうになったので支える。
「ワシの言葉に耳を傾けてくれて有難う……旅のものよ……。」
「ちょっと待てえええええ!!何でだ!?イベントだからか!?」
「最後に右も左も分からぬ旅のものよ……情勢を知るには地図……これを授ける……。」
「し、死ぬなあああああああ!!」
ここで地図を入手するのかよオオオオオ!!!
「この街では流行り病が流行している、お主も長くは滞在するな……。」
「分かった!もう喋んなあああああ!」
ガクッと気が抜けると、どうやら死んでしまったようだ。
「ええ……。」
なんか困惑した……色々と世話になったので蘇生アイテムである『命の水』を飲ませる。
この世界ではゲームのアイテムが通用するか調べる必要がある、それと恩には恩で返さなくては……。
しばらく経つと老婆は目を覚ます、驚いたように周りを見渡した。
「あ、あなたは一体……。」
「いや、旅人だけども……。」
「この恩は一生忘れん!そなたこそ命の恩人!まだ孫の顔を拝ませてくれるとは!」
「……おう、ありがとな……。」
もう、ええわ。
屋敷に戻るとどっと疲れた、危険はあの盗賊くらいか……わりかしゲームの世界観だったよな……。
自室で着替えてるとセンシアがドアをノックし入る。
「お疲れ様でした、ご主人様。地図の解析は私達にお任せを……。」
「ああ、頼んだよ……。」
そういえばウチのNPCには『マッパー』などの探査系の職業はいないな……唯一『ポンテ・モーレ』は職業である盗賊を習得してるが、マップ系に関するスキルはまだ持っていない……色々試さないとな……。
「ご主人様、お風呂が沸きました。どうぞ一番風呂を……。」
さすがセンシア気が利く。
「ありがとう、すぐ入る。」
この屋敷には大浴場が存在する、コツコツと作り上げた屋敷がこうして自分に返ってきた。こういうのも悪くはない。
脱衣所に入ると鏡がある……いや、ここに来て初めて顔を見たが……ゲームで作った顔ではなく……現実の顔……転生というより召喚か?
そんな事を思いながら、服を脱ぎ髪と体をシャワーで洗い流し大浴場へダイブ、湯船がこれほど気持ちいいとは……サラリーマンだった時は風呂和沸かすのも面倒だったからな。
「ああ〜気持ちいい……。」
天井を見上げ今日の出来事を振り返るとふとあの言葉を思い出す。
『我々盗賊団に歯向かいおってからに!』
「あ……。」
盗賊団と言っていた……ハッタリの可能性も捨てきれないが、聞くのを忘れたのは結構痛手かもしれない……。
「ま、いっか……。」
疲れが抜けていくとどうでも良くなる。
「タノモオオオオオ!!」
「え?」
脱衣所の扉が開くとカストディーアが入って来る。そのまま勢いよく大浴場に突っ込んできた。
「背中流しにきたぜ!」
間違いなく女性の体、だが疑問に思うのはキャラクリの時点で性器などは表示はされない、理想のキャラクターの本来の姿が見られる事は嬉しいが心の準備が……。
するとまた脱衣場から人影が見える。
「カストディーア!危ないよ!」
「……ご主人居た……。」
「まぁ、良いじゃない……元気で。」
間違いないヴァリアンズだ……しかも全員……真面目な方は『プロファンダーレ』でエルフ……『マジシャン』そしてマグロな感じの女性は『マリブル』ハーフエルフで『サムライ』『ソードマスター(上級職)』、おっとりしてるのは『グルージャ』で獣人で『メルート』という羊を模した種族で『スーパーヒーラー(上級職)』だ。
まさか彼女達との初対面が全裸とは……マジで何なんだ……。
「おい!待て、せめて異性の前だぞ?!隠せよ!」
「ん?何で?」
カストディーアはよく分からん顔をしている、性格を『脳筋』にしたせいでパラメータの頭の良さは100はいかない……だとしても流石に。
「隠すとは?私達を作っている時はいやらしい目で見てたじゃないですか?それで何が変わります?」
プロファンダーレは鋭い話を突き出す……いや、知ってるんかい。
「ぐ……良いか……俺は転生して、少なくとも現実というのを見ている……男である俺がどうするか分かっているのか……?」
「……?何をするんです?」
「嘘だろ……。」
分からないだと……プロファンダーレはカストディーアより賢い……待てよ……無知という事か……。
「悪い……先上がるわ。」
彼女達を置いて脱衣所まで行こうとする。
「よっ。」
カストディーアが足を掴んだ……良い子は真似しないように……。
「ごぼぼぼぼぼぼ……!ごば!」
「ご、ご主人んんんんん!!」
プロファンダーレが焦るが、マリブルの性格は『マグロ』……なんとも思わねぇのかあああああ!!
「危ない危ない……。」
クソテンション低い感じで注意してんじゃねぇええええ!!
「まぁでも、蘇生できますし……。」
グルージャ!テメェえええええええ!!
こいつの性格は『おっとり』だが……そういう問題じゃねえええええ!!
何はともあれ、手は出せない……僕はチキンだし童貞だしいじけちゃうし。
彼女達の無知を良い事に利用は出来ない訳で……真面目でつまらないが作ったのは僕であり背中を預けてくれるのは彼女達だ……そんな物に期待はしてないだろうけど僕なりのポリシーをしっかりと固めて彼女達が物事を把握出来た時に尊敬できる主人にならなければ……僕のエゴが現実にならないように……。
第四話に続く……。
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