第12話嵐の前の静けさ
ベリアルと話し合った結果、バルハラに向かうことをを決めたがその前に〝バルバトスの槍〟を手に入れようと話がまとまった。「私が神域を消したことで〝全ての悪魔〟が消えました残りは神々を
消すだけ…」悪魔はいないか…必然的にデューラとも会えないことを表す。「だが、誰かが願えば悪魔は何度でもいかなる時代でも」「無欲の人間なんでいませんから」ベリアルは言った。私は神々に戦争をしようとしているのか神々に反するのは2度目だ
「二人でどうやって戦う?私戦えないぞ?」「私が貴方に戦術を教えますそしてバルバトスの槍を原初の神ボイスに刺すこのプランで行きましょう」こいつマジで神に戦争ふっかける気だ冗談かと思って聞いていたがバルバトスの槍が出たらマジの合図だ。
バルバトスの槍それは失墜の神槍と呼ばれる禁忌の武器だ…どこにあるのか、それはボイスとベリアルのみ知っている…「どこにあるの?バルバトスの槍?」問いかけると「ん〜もしかしたら〝マリサ〟なら知ってるかも…てか、マリサここ最近見てないな〜」そうかベリアルは知らないか…「マリサは死んだよ…3年前に」「!?」九龍街は他が近づかないから外の情報がはいらないだから知らなかった。「そうか…これが終わったら墓場に連れて行ってくれ悪魔の私が言うのはなんだけど祈りを捧げたい」少し寂しそうな顔をしていた「なぜマリサがバルバトスの槍の在り処を知っているんだ?」「それは原初の聖者パラディンの一番弟子がマリサだからだ」「!?」マリサからそんな事聞いていないぞ!!「マリサが死んでいるのなら話は変わる…おそらくボイスが持っているはずだ」「あれは共通でどちらも所有を放棄しているはずだ、なぜボイスが持っている?」「貴方のことを知っているからかな〜、世界で類を見ない新種の存在それがトガなのだよ」私の存在が世界でこうも左右する事態になっているのか。「なら天界に行こ!」「お!、気が合うね〜、私もそのつもりだよ」この頃には逆撫でする言動はベリアルからはなくなっていた。で、天界ってどこにあるんだ空?地底?神々が住んでいるからには常人では行けない場所……「あ!」と私はひらめいた!ベリアルはどうしたと問うと「あの世にあるんじゃないか?」「なるほど…おそらくだが私達だからこそ天界に行けるのでは」2人の共通点一度死を体験していること人格が2人あることあとはどうやっていくのか「トガ、マリサの時計の秘密知ってるか?」秘密?「マリサの時計はただの時計じゃない、時間操作ができる代物なんだ」「あ…埋葬の時似たようなものを…」おそらくやらない方がいいけど墓荒らしするしかないしかも13歳での状態で…悪条件過ぎるかと言ってベリアルを連れて回るのもリスクしかない困ったものだ、だがやるしかない
……ユグドラシルの町外れ……
誰も知らない聖女マリサの墓が荒らされていることにこれは世界に発信された私も新聞を読んだのだか記事には「聖女マリサの墓荒らし!!」と大きく書いてあった最初は罪悪感はあったか事が事だから…時計は手に入れたさて、どうやって使うんだ?「トガここからもう下がれないぞ」「覚悟は6年前に決めている」懐中時計の針を動かした…
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