第5話追憶
処刑されて3年経ったあの日のことを今でも覚えてる「大好きだよ、お姉ちゃん」私は姉として弟を助けたかった…現実悪魔の味方をするのは現時点合理的ではないまた処刑されてはデューラのためにならないからだ「僕の分まで生きていてほしい」悪魔が残した最後の呪いでももし、デューラの心が本当に弟の代わりだったらと考えると涙が溢れ止まらなかった。10歳にはとてつもない大きい十字架だった、そして恩師の老婆もこの世を去った。お世話になった私は父そして〝弟〟のデューラのことを知っている唯一無二の理解者だったよ…ありがとう〝聖母マリサ〟汝に幸があらんことを、この言葉はマリサの口癖だった愛情たっぷりの呪われた言葉…
……3年後……
さらに3年くらい経った私は13歳この教会は13歳になった子は1年街に戻れない13は死神の番号だからまた私は悪魔といたからなおさらここを離れなくてはいけない。
1年しか又は1年も…私はの再開を信じているたった一人の〝弟〟デューラという悪魔の子そして赤髪の私はトガ今から話す物語は私の〝最後〟の1年を綴る、進み続けたとえ血に染まることだとしても
鮮血の咎
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