第一章時点で公開可能な情報

◆世界観

繚域ディアト

・この世界の異人エンターがこちら側を呼ぶ名称。

・意味:「複数の世界・価値観・存在が交錯し、混ざりながら進行する領域」。

・現実世界そのものだが、グリップ使いにとっては「戦いの舞台」。


異域エンタリア

異人エンターたちの世界の総称。

・構造・目的・文明レベルは不明。こちら側から見れば神話・異界・SF・魔術・生体機械文明──何に分類するかすら判別不能な領域。


異人エンター

異域エンタリアから来訪した存在。

・身体的な特徴は人間とほぼ一緒。違うのは、異人には初めからエネビス器官があることのみ。


◎アラヤミス

・観測者たちの異域の名称

・ここに住む人々は感情は希薄だが、全くないわけではない。

・文化体系は不明だが、『観測者』や『感応者』など、特性に応じて役割が定められ、行動を決定している。

・グリップの技術・エネビス器官の生成技術を持つ。


◆武器

◎グリップ

・異人が人間に配布した武器のデバイス。

・形状:柄のみ。解読不能の紋様が刻まれていて、微細に発光している。

・起動前の機能:自分に敵意を持ったグリップ保有者が半径30メートル圏内にいると脈動する(危機察知)

・起動条件:スイッチを入れると持ち主のエネビスに感応して発動。使用者本人以外が起動することも可能。

・起動後の機能

①予めグリップに設定されている武器形状に変化する。使用者によっては形状や性能に部分的な変化がある。

②グリップ保有者が半径30メートル圏内にいると脈動する(索敵)


◆戦いの構造

◎グリップ使用者たちの戦う動機:「最後の一人まで生き残り、望みを叶えること」

・異人から授けられた外的動機。「物理法則そのものを変えるとかでなければ、大抵の望みを叶えられる」


◎グリップ配布範囲:東京23区限定


◎グリップ配布数:150個(一人一個=参加人数は150人)


◎観測者

・グリップ使用者たちの戦いを観測し、適宜情報公開を行う異人。

・常にパッドのようなものを持ち歩き、記録し続ける。

・人数:8人


◎基本ルール

・1. 参加者は『期間中にグリップを使用した戦闘行為を5回行う』という条件を満たせば自主的に脱落することが出来る。ただし、脱落する際は期間中の記憶が全て抹消される。(観測者がいるため、グリップ使用者同士で示し合わせて戦闘を装うことは不可能)

・2. 観測者の裁定の下、勝利者は敗北者に対して二つの選択肢を取れる。

 ①相手の期間中の記憶を消して脱落させる

 ②自らの手で殺害する


◆エネルギー・身体構造

◎エネビス器官:異人にしかない特殊生体器官。エネビスを生成する。

・グリップ保有者には「本人が気づかないうちに」移植されている。

・身体能力と回復力が大幅に増す。

・完全に切断された部位は元に戻らないが、大抵の裂傷、貫通などは元に戻る。


◎エネビス:エネビス器官より生成されるエネルギー。

・人によってエネルギー量に差がある。

・グリップの起動や使用によって消費され、グリップの使用を解除した上で休息すれば回復する。

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