第2話

楓:ねえねえ、純恋ちゃん。

純恋:わっ!

急に女の子が飛び出してきた。

楓:あーごめんね、驚かせちゃって、私は、柊木楓(ひいらぎかえで)楓でいいよ。

純恋:あ、はい…

楓:それよりさ、おかしいと思わない?

純恋:えっ、何が?

私は、その質問の意味が分からなかった。

楓:知っていて、知らないふりしていたんじゃないの?

やっぱり、意味が分からない。

純恋:何が?

楓:だって、ピンクの光を持っている私が、こんなことするわけがないじゃん?

なぜこのことを知っているのだろう。

純恋:何で知ってるの?

すると、次の瞬間…

自分の光の色を変えた。それも、『虹色』だ。

楓:私は、『虹色』の光の持ち主。聞いたことあるでしょ?

「100万人に一人」

楓:でも、もっと珍しいの見せてあげる

楓は、自分の光の色を変えた。

純恋:何…?その色は…『透明』…?

『透明』、それは世界中で1人しかもっていない光。

古代に滅んだといわれていた色だ。

楓:『透明』の持ち主は感情が全くない人、まさしく私のことだよ。

純恋:なにそれ…聞いたことない…

そして、楓は逃げて行った。

純恋:ま、いっか!気にしない!

私は、光の色を青に戻した。


自分の道は自分で開く、自分の光は自分で変える

私は、そう心に誓った。


〜完〜

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君のヒカリ ⭐︎Ryua⭐︎ @Ryua092138

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