君のヒカリ

⭐︎Ryua⭐︎

第1話

私は、生まれた時から見える。人の光が。

人の光には色がある。個性や性格で決まる。

赤や黄色は母性のある人が持っている光、 青や水色は感情があんまり顔に出ない人の光、黄緑、ピンクは思いやりのある人、 白は何もかもが不思議人、 黒は性格がよくない人、緑、紫は自分のことしか考えてない人。

その中でも虹色の光というのがある。だけどその光の持ち主は嘘ばっかつく人

100万人に一人が持っていると本で知った

私は、自分の光の色を変えることができる。1回しかないけど…

私は野島純恋(のじま すみれ)。中二、14歳。 私の光の色は青、そもそも感情がない。自覚している。

キーンコーンカーンコーン…

純恋:次、昼休みか…

一人で屋上で弁当か.. 味気ない..

穂乃花:純恋ちゃん!

純恋:あれ、穂乃花ちゃん?どうしたの?

穂乃花:大変なの!ついてきて!

穂乃花ちゃんは急ぐような口調でしゃべった。

そして、私は穂乃花ちゃんの後について行った。

純恋:あれ、ここ私の教室じゃん。

私はびっくりした。なんたって机にたくさんの落書きが書かれていたからだ。

周りの空気は不穏な空気にあふれていた。

私は教室を見渡していたら教室の隅で笑っている女子たちがいた。

きっとその女子たちが落書きしたのだろうと思っていた。

私は、その女子たちの光を見てみると全員…黒…?

純恋:違う…

穂乃花:どうしたの?

純恋:いや、なんでもないよ。

つい、心の本音をボソッと言ってしまった。

私は、あの女子たちではないと思った。

だって、あの女子たちの中にピンクの光を持った女の子がいたからだ。

ピンクの光を持っている子は思いやりのある人が持っている光。

私は、気になりながら机の落書きを消していた。

部活帰り 午後16時半。

純恋:はぁ、結局誰だったんだろう…

私は昼間のことを考えながら帰っていると…

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