生み出した全てを眺める眼
- ★★★ Excellent!!!
世界を生み出した創造神たる主人公が、様々な視点から流れ続ける世界を観察していく異世界ファンタジー作品です。
主人公は孤独と空虚を埋め合わせるために、無意識の内に世界の創造を行った神。
その力は万物に宿り、あらゆる始まりと終わりの基礎を作り出しました。
しかし、世界が繁栄すればするほど、滅びへと傾く部分が生まれてきます。
そんな滅びが命に迫ろうと、主人公はただ眺めるだけ。
終わりもまた変化であり、その先にあるのが確かな再生であると知っているのだから。
この世界がどんな変化を生み、どんな難局を迎えていくのか。
ぜひ読んでみてください。