第4話 負けイベプロローグ、突破してみせます

 リーネを連れて中心街にやってきたら、やっぱり大パニックになってた。


 大深淵の監視者だった断界機ソルファリオの暴走。

 これによって結界が破られて、深淵の波が一気にドバーって溢れ出しちゃうんだよね、確か。


 人の波に逆らって騒ぎの中心に向かうと、もう王国の兵士たちがソルファリオと交戦していた。


 全長が大体六メートルほど、両肩に魔力砲、腕の先に機銃を備えた旧時代の遺物。

 まぁ言ってしまえば、巨大な二足歩行ロボだよ。


 世界観には全然合わない。

 けど、これが「実はフォストリエにはいくつも旧文明が存在した」っていう設定の伏線なんだよね。


 っと、今は心のオタク女子には黙っててもらわなきゃ。


 だって目の前で敵が暴れてるんだよ。命のやり取り行われてんだよ。

 ゲーム世界だからじゃない、あたしはこのゲームを愛してるからこそ、名前のないモブNPCすら尊いんだ。


 だからそれを奪うアイツを、あたしは許さない。


「カノン、あれ……」


 リーネが指をさす先には、言葉にするのは憚られるほどの悲惨な光景が広がっている。


 ソルファリオの攻撃は一つ一つが即死級。

 剣と魔法の世界に銃火器持ち込むようなもんだからね。

 少なくとも、プロローグで相手するような敵じゃない。


 こいつだけ妙に難易度高いんだよな。

 実際は負けイベで、こっちのHPが全損すると同時にムービー入って、リーネが聖剣引き抜いてズバン!だったんだけど。


 生憎、あたしは負けイベだろうと攻略したがる根っからの負けず嫌いでして。

 あいつの行動パターン、全部頭に叩き込んでるんだよね。


「……倒せるな」


 その辺に転がっていた兵士の剣を手に取って、感触を確かめる。


 うん、握っただけで、なんか動けそうな予感がする。

 やっぱりそうだ。あたしの身体能力値は異常なまでに高い。


 あたしのプレイ時の魔法剣士ビルドとはちょっと違うけど、でも魔法が使えないだけでしょ。


「待ってくださいカノン、一体何を?」

「ん? あぁ、あれ倒そうかなって」

「倒す!?」


 そりゃリーネが驚くのも無理ないよねぇ。

 あたしたちはまだ子供。本来、リーネがあれを倒すのはしっかり鍛錬を積んで剣士として習熟した十八歳の時。

 早い、早すぎるのよ、まだ。


 でもさ、フラグが立って、イベントが進行しちゃった。

 それは聖剣をリーネの代わりに引き抜いちゃったあたしの責任でもあるわけだし、なら、あいつを倒すのはあたしの仕事だよね。


「大丈夫。任せてよ、リーネ」


 だからあたしは、リーネに向けてにこりと笑った。


「リーネも、この世界も、今から起きる悲劇も全部、あたしが救ってあげるから!!」


 あたしはそう宣言して、剣を握り駆け出す。


「待ってくださいカノン……カノン!!」


 あたしを引き留めようとするリーネの声が聞こえるけど、ごめん、今は無視。

 あたしは推しを救いたいよ。でもね、よく考えてみたんだ。

 推しが自己犠牲するのを止めたいなら、それを選択させる前に世界を救っちゃえばいいんだって。


 ははっ、世界とは大きく出たな、カノン。なんて誰とも知らん頭の中のあたしが言ってたけど、この際知るか、どうにでもなれ。


 あたしはリーネが笑って幸せに暮らせる世界をつくりたい。そのためにはなんだってやるんだ。


 例え、世界を敵に回したとしても───ッ!


「やぁぁぁぁあああああッ!!」


 陣形を組む兵士の隙間を潜り抜けて、ソルファリオに突撃する。

 外装はカチカチで斬撃じゃまともにダメージが通らない。

 だからプレイヤーはここで、エネミーごとに斬撃、打撃、刺突の耐性があるってことを知る。


 でもそれは、弱点は対象外なわけで。


 ソルファリオが振り下ろした拳を身を捻って跳躍して回避。膝裏に回り込んで、動力ケーブルをまずは斬るっ!


 カンッ、と軽い音を立て、剣がケーブルに弾かれる。


 知ってたよ。カノンの身体はまだ未成熟。ゲームのプロローグの基準すら満たしてない。

 でもね、あたしは知ってんだ。その差を埋める方法を。


 そして、カノンは魔法適性はゴミだけど、魔力総量だけは人一倍ある。

 精密な魔法はムリでも、力任せに刃を光らせるだけなら、ゴリ押しでなんとかなる―――はずっ!!


付呪強化エンチャント・サンダー・ウェポナ!」


 魔力が応えて、あたしの握る剣の刃が黄金色の雷を纏う。

 ソルファリオの弱点は雷属性。弱点部位は膝裏の動力ケーブル。これなら……っ!


「でぇぇぇりゃぁぁぁああああ!!」


 返す刃で弱点を、叩き切るッ!!

 ソルファリオの左脚、動力ケーブルは切断されて、ぐらりと体勢が崩れる。


「火力はえげつないけど、攻撃全部回避しちゃえば案外楽なんだよな、お前っ!!」


 腕の機銃があたしを狙う。

 でも、その巨体に阻まれて、真下に潜り込んだあたしには射線が通らない。


 懐に入っちゃえば、パターンは単純になる。


 踏みつけだけ注意して立ち回れば、はい、華麗にノーダメ。


 もう一発、今度は右脚のケーブルに一撃お見舞いだ。


 ソルファリオが一気にバランスを崩して、片膝を突いて屈んだ。

 攻撃チャンス到来っ!


「お前の弱点は……背中ぁッ!!」


 動力ケーブルの修復のため、ガン回ししたリアクターからの放熱機構。


 あたしはそこに剣を突き立てて、内部のメカを粉砕するッ!


 放熱をちょっと妨害することしかできないけど、これで内側にダメージは通ったでしょ。


 息が上がってる。身体が「もうムリー!」って叫んでる。

 うっさい黙れ、もうちょい頑張れ、気合い入れろカノンの身体。


 あとはこのまま第二形態をどう攻略するか───


「ヤツの動きが止まった。総攻撃を仕掛けるぞ!」


 あたしの華麗な戦いっぷりを見ていた兵士たちの中の一人が、突撃を指示する。

 隊列を組んだまま、動かないソルファリオに向けて兵士たちが一斉に近付いて───あれ、これやばくね?


「待って! それ以上はダメ!!」


 あたしの制止の声も虚しく、兵士たちはソルファリオの爆発に巻き込まれて吹き飛んだ。


 え、死んだ───?


 頬に飛び散ってきた兵士の血を、片手で拭う。


 赤い……赤くて、まだ、少し温かい。


 壁に叩きつけられた肉の潰れる音や、骨の砕ける音が、やけにリアルに死の恐怖をあたしの心に刷り込んでくる。


 そうだ……これは、現実なんだ。

 画面越しのエフェクトじゃない。リスタートも、ロード画面も出てこない。


 青い炎の中から立ち上がる巨大な機械兵器。

 外装が壊れて剥き出しになった内部フレーム。

 細身の体躯で、二足歩行から一転して四足歩行に移行した、獣のような外見の……対深淵決戦兵器。


 断界機ソルファリオの第二形態。

 正真正銘の、負けイベント。


「う、うわぁぁぁああああ!!」

「なんなんだ、この化け物ぉぉぉぉおおおお!!」


 形態変化の爆発から生き残った兵士たちが、ほぼ無傷で立ち上がったソルファリオンに慌てふためく。


 少しだけ、足がすくんだ。


 わかるよ。あたしも、君たちと同じ気持ち。


 だってこいつは、この時点じゃ聖剣を使って「封印する」以外に対抗策がないんだから。


 あたしにできる?

 聖剣に選ばれたって実感すらないあたしが?


 いや、ムリでしょ。


 でも、世界救うって啖呵切っちゃったし、やるしかないんだよね。


「兵士たちよ、下がりなさい」


 どうすっかなーと悩んでいると、耳にすっとリーネの声が届いた。


 凛とした、全力で大人ぶってる可愛い声。

 王女リーネフォルテモードの、あの子だ。


「リーネフォルテ様だ」

「リーネフォルテ様がきた!」

「我々をお救いください、リーネフォルテ様!!」


 伝承通り、聖剣が抜かれるとほぼ同時にこいつが暴れ出したんだ。そりゃ、誰だってリーネに期待の眼差しを向ける。


 人の波を割って現れたリーネの瞳が不安で揺らいでいた。


 ……そりゃ、怖いよね。


「ここは私が。あなた方は国民の避難誘導を」


 リーネの指示に従って、兵士たちはソルファリオの暴れる広場から姿を消す。


 あれ、これもしかして思ったより好都合な状況では?


「人払いは済ませました。これが必要なんですよね、カノン」

「バッチリじゃん、リーネ」


 あたしの思考を盗聴してんのかってくらいピッタリなタイミングで、リーネは鞘ごと聖剣をあたしに差し出した。


 誰も見てないよね。うん、大丈夫そう。


 そっと柄に触れる。

 やっぱり、見た目よりうんと軽い。

 レーヴァ=ルクスに興奮するあたしは、ここにはいない。

 だってこの剣があたしの、これからの相棒なんだから。


「ありがとう……リーネ」


 そっと彼女に感謝を告げて、柄を握り込む。


 頭の中でムービーが再生される。

 リーネフォルテが最初に聖剣の力を解放した、あの瞬間の光景。

 あたしは聖剣を顔の前で構えながら、リーネと同じセリフを口にする。


「聖剣解放―――抗う者に祝福を。立ち上がる者に力を。切り開く者に天恵を。我が名は剣の聖女、カノン・フィリア。世界の始まり、その一節を記す者ッ!!」


 あたしの声と妄想の中のリーネの声がリンクして、詠唱が無事完了。

 今思うとこの詠唱、そのまんまリーネの結末を示してたんだなって。

 新たな世界は、彼女の記憶で再構築されたわけだし―――


 詠唱を終えると、辺りを真昼間みたいな明るさで照らすほどの輝きが剣から漏れ出て、一撃のもとにソルファリオを無力化して、封印しちゃうんだけど。


「……なんで何も起きない? というか、聖剣抜けないよ!?」


 あれ、おっかしいな、なんだこれ、全っ然ビクともしないんですけど!?

 前はするりと抜けてしまった聖剣が、今回は何故か沈黙を貫いていた。

 困るよレーヴァ=ルクス。君の力がないと、あたしはあいつを倒せないのに……!!


「なんで? あたし詠唱間違えたのかな!?」


 いやそんなことは絶対にありえない。あたしがリーネフォルテのセリフを間違えるなんて、天と地がひっくり返ってもあってはならない超最大級のミス! もしそうだったら今腹切って詫びる!!


「ふふっ……やっぱり、そうでしたか」


 それなのにリーネは、何故か妙に納得したように笑った。


「やっぱり……?」

「カノンと私、二人で剣の聖女という役目を、分け合ってしまったんですね」

「……はい?」


 待ってまってまって! そんなことあたし知らない! 剣の聖女はリーネの称号で、あたしはそれを奪ってしまった泥棒! だってリーネじゃ聖剣抜けないんでしょ? でもあたしはルクスたんを抜けるわけで、でもルクスたんはあたしに応えてくれなくて―――


「声が聞こえるんです……聖剣、レーヴァ=ルクスの」

「oh……それは初耳だぜ」

「言ってませんので」


 つまりはあれか、バグったってやつ? あたしというイレギュラーが介入したせいで、ルクスたんからの声をインプットするリーネと、ルクスの力をアウトプットするあたしに分かれちゃった……ってコトォ!?


「でも私では、その声に応えることはできません。聖剣に触れても、剣は私が触れたことを認識できていないようでした」

「……全然わかんないけど、なんとなくわかった」


 要するに、聖剣の力を使うにはリーネが触れる必要があるんだけど、聖剣のセンサーはバグってんのかあたしをリーネだと認識―――いや、あたしに、剣の聖女っていうタグがついちゃってる……らしい。


「剣の声が聞こえます。カノン、柄を握ってください」

「……うん」


 リーネの指示に従って、あたしは子供の手には少し太い聖剣の柄を握る。

 それを確認して、リーネは反対側。純白の鞘を両手で握る。


「さぁ、いくよ、リーネ」

「……はい、カノン」


 ひとつ深呼吸をして、あたしはもう一度、あの詠唱を口にする。


「抗う者に―――」

「カノン、詠唱が違うみたいです」

「おいそれ先に言って!? またスカすところだったじゃん!!」

「すみません。聖剣の声は、その、複雑で聞き取るのが難しくて」


 なんだそりゃ。頭の良いリーネですら聞き取りに苦労するなんて相当だ。

 正直、ちょっと気になるから聞いてみたいな。


 と、その時、ソルファリオが再起動を終えて咆哮する。


「じゃあ本当の起動キーは?」

「え、えっと……それは……」


 リーネは何故か、頬を赤らめて視線を逸らした。

 どうして恥ずかしがる必要があるんだろう? そんなあたしの純粋な疑問に答えるように、リーネは息を呑み、続ける。


「る、ルクスたん、大好き……だそうです」

「……え、正気?」

「私は正気です! 剣が言っているんですよ? ほら、カノン。早く叫んでください!!」

「いやいやいやいやちょっと待ってよ! 神聖さの欠片もないな!? むしろ俗っぽすぎるな!!」


 おかしい、あたしのゲーム知識が通用しない。

 特に聖剣。原作では、リーネの意志を実現するための世界システムの一つでしかなかった。


 それが、えぇ? なんて? ルクスたん大好き??


 ちょっとよくわからない。

 無機物のはずの聖剣から、急に『中の人』とかいう概念がチラつくのえぐいって。


「ほら早く、カノン!」


 そうは言っても……ここで躊躇っていたら、リーネを守ることなんてできないもんね。

 仕方ない。覚悟を決めろ、カノン・フィリア。


「る、ルクスたん、大好き……」


 ぼそりと呟くだけじゃ、聖剣は反応しなかった。


「もっと愛を込めて! だそうです」

「あぁもう! ルクスたん大好き! 力を貸してっ!!」


 半ばヤケクソに叫んだのが功を奏したのか、聖剣は一瞬、辺りを真っ白に染め上げるほどの眩い光を放ちながら、鞘の拘束から抜け出した。


 金色に煌めく刀身が夜闇を照らす。

 

 また、あのフラッシュバックがやってきた。

 崩れゆく世界、途切れゆく意識、笑顔であたしに別れを告げるリーネ。


 無意識のうちに、あたしは涙をこぼしていた。

 その光景は、ゲーム体験で見たものじゃない。

 確かにあたしがこの目で見て、経験した……現実のようだった。


 正直めっちゃ気になるけど、今はそんなの後回し。


 視線の先では、再起動を終えたソルファリオがあたしに向けて口を大きく開けていた。

 レーヴァ=ルクスのおかげかな、今のあたしには、その奥で強い魔力が熾るのがはっきりと見える。


「……行くよ、レーヴァ=ルクス」


 あたしは両手で聖剣を握り直し、ソルファリオに向けて駆け出す。

 世界がスローに見える。あたしだけが、別な時間を生きているような、そんな全能感が全身を支配する。


 今だったら……何だってやれる気がするっ!!


「うぉぁぁぁああああああああああああっっっ!!」


 ソルファリオが放った魔力弾を身を捻って躱す。

 続く爪での攻撃を、聖剣の刃で受け流して弾く。


 もう片方の腕が防御を終えて隙だらけのあたしに襲いかかる。

 でももう遅い、それは読めてた。


「はぁぁぁぁあああああっ!!」


 返す刃で片腕を破壊する。

 バランスを崩し、ヤツの巨体が僅かにぐらついた。


「こいつでっ!!」


 あたしの意志に応えるようにして、聖剣の刀身が纏う光がぐんと伸びる。

 小さな身体だろうと、お前を引き裂くなら十分だ。


「終わりっ……だッ!!」


 あたしは聖剣を思いっきり振り下ろし、体勢を立て直そうとしたソルファリオのボディを一撃で切り裂いた。

 赤いカメラアイの眼光が、明滅しながら消えていく。


 戦いは終わった。

 そう告げるように、役目を終えた聖剣は輝きを失い沈黙した。


「……負けイベ、攻略完了かな」


 勝っちゃった。勝っちゃったよ、あたし。

 負けイベント突破しちゃった。これで、クレストリアが滅ぶ直接の原因は取り除けた。


「カノン!」


 リーネがあたしに駆け寄ってくる。

 あぁ、最高。推しの笑顔、守れたんだ。


「ほらね、倒せたでしょ」

「すごいです。流石、カノンです」


 おいおい、少しあたしのこと買い被りすぎじゃないですかね、王女様。

 あたしはただのオタクで、推しの自己犠牲が許せなくて、リーネを守ろうとしただけで―――


 また、ズキリと頭が痛んだ。

 でも今度のは、知らない光景のフラッシュバックとかじゃなくて、単純な、直感。


「カノンっ!!」


 それに気付いたのはリーネも同じだったようで、微笑みがすぐに焦燥に変わった。


「リーネ、伏せてっ!!」


 死なせるもんか。

 あたしは咄嗟にリーネに抱きつき、地面に押し倒した。

 せめて、あたしの小さな身体でも庇えるように。


 後ろを振り返ると、ソルファリオの内側から魔力が溢れ出そうとしている。

 いや、もう深く考えなくてもわかる。

 ―――自爆だ。


「お願いルクス、リーネを守って!!」


 ───あたしはどうなってもいいから!


 届くかはわからなかったのに、あたしはその名前を呼んだ。


 一瞬の閃光と、それに続く爆発音。

 遅れてやってきた衝撃に、あたしたちは吹き飛ばされることはなかった。

 謎の障壁があたしたちを包んで、爆風から身を守る。


 あ、でも―――なんか、すごく眠い。

 確かゲームだと、プロローグで一度力を使い果たした主人公とリーネは、ここで長い眠りについちゃうんだっけ。

 目が覚めると、辺りは廃墟と化していて、世界は滅んじゃった後で―――


 推しが笑って暮らせる世界。

 目を覚ました未来では、そんな楽園が広がっているといいなぁ。


 そう、叶うはずもない幻想を抱きながら、あたし、カノン・フィリアは薄れゆく意識を手放したのだった。

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2025年12月26日 18:02 毎日 18:02

転生オタクは推しの自己犠牲エンドを否定したい 〜あの子と世界を両方救う、二周目の英雄譚〜 おとうふめんたる @asahi_izumi

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