造形を愛し、努力を積み重ね、圧倒的作品で道を切り開こうとする若きクリエイターの言葉は鋭く、力強い。
**『ガワのジレンマ』**は、アーマー系コスプレイヤーの甥を描いたエッセイであり、同時に「努力と評価の非対称性」という普遍的なテーマを突きつける作品です。本作は、コスプレという一見特殊な世界を通じて、努力と評価、芸術と市場、若さと大人の妥協を描き出す普遍的な物語です。甥の造形は単なる趣味ではなく、人生を賭けた芸術であることを、読む者に強烈に伝えてくれます。
道を極める事を求め、ひたすら歩く者達がいるその道は険しく、恐れをなして引き返す者や途中で倒れ、挫折する者もいるだろう。だが、困難を時には受け、そして跳ね除け、己の出来ることをもって未知の世界を切り開く者が、やがて現れるのだ。──人、それを『求道』と言うこのエッセイが、一人でも多くのクリエイターに届くように願うばかりです。
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