第4話
「父さん・・・・」
「帰ってくるの久しぶりだからディオは覚えてないかな~」ルルカはディオの父親に会えるのが嬉しいと顔で物語っていた。
「父さんなんて覚えてないよ・・・というか生きてたんだ・・・」ディオは食べる手を止めて呟いた。正直複雑な気持ちだった。
「なーに言ってんの!!父さんは生きてるわよ当然!!」
じゃあ何で家にいないんだよ、という言葉を飲みこんでディオは食事を続けた。
「明日は城下町にポーション卸しに行くわよ~!」
ルルカの作ったポーションは、時折ここから馬車で2時間ほどの城下町にある魔道具屋に卸売りしていた。
今回は良いポーションが作れたということと、城下町で父親に会う前に新しい服でも買いたいのか、ルルカはウキウキしているようだった。
翌朝、革袋の形のアイテムボックスに作り溜めておいたポーションを入れて、家を出た。
この片田舎にも日用品などのお店はあるが、ポーションが必要になることがあまりないため、冒険者も集まる城下町まで卸売りに行くのだ。
ディオたちの住むこの村は農作物がよく育ち、そして何より質が良いということで、毎日朝採れた野菜を城下町まで売りに行く馬車が出ている。
ルルカは薬師として、週に何度か城下町に降りている。
「おはようございます」
「おお、ディオ、ルルカ。おはよう」
馬車の馭者であるマックスに挨拶をして、他にも卸すための農作物を馬車に積む村の人々にも挨拶をした。
馭者と思えない程屈強な体格をしたマックスは、以前は冒険者をしており、魔物との戦いで受けた大傷が原因で冒険者を引退した。以前から薬師のルルカの世話になっていたマックスは、丁度老齢で馭者が辛くなってきたと言っていた村長に代わって名乗り出てくれたのだ。
「おはよう、ルルカ、ディオ」
「村長、おはようございます」杖を突いて歩く、白いひげを蓄えた老人がこの村の村長、エンリットだ。
「ディオ、そろそろ10歳の誕生日ではないか?」
「村長も覚えててくれたんですか、ありがとうございます」
「覚えているとも。10歳といえば一人前の証拠だからの。ルルカ、あやつは来るのかい?」
「主人なら誕生日当日に来ると連絡がありましたよ。」ルルカはさぞ嬉しいのだろう、にこにこの笑顔で答えた。
「そうか。あやつに会えるのも今回が最後かも知れんのう。」エンリットは笑って言った。
「村長、そんな事言わないでよ。村のためにもまだまだ長生きしてもらわなきゃ。森の事とか、俺まだ色々教えて欲しいし」
ディオは寂しさを含みながらも怒ったように言いながら、村長の言動から、自分の父親はやはり存在していて、この村には滅多に顔を出していないということを理解した。
「儂はルルカのように若さを保つことは出来んからな」ははは、と笑う村長は、ルルカが錬金術師である事を知っている。付き合いの長いマックスも。
「村長が望むなら、いつだって秘薬を作るのに・・・」ルルカはへそを曲げたように言う。
「儂も長く生きた。この村をもっと開拓したかったが、それはエンリケに任せるとしよう。」エンリットは穏やかな顔で言った。エンリケはエンリットの息子で、次期村長として既に色々と村を支えてくれている。
「ディオ、ルルカ。そろそろ出発しないと街に着くのが遅くなっちまう。乗ってくれ」
売りに行く野菜なども、他に街に行く人も乗り終えて、あとはディオとルルカの二人だとマックスが促す。
「じゃあ行ってきます、村長」ディオはエンリットに手を振った。
「ああ、気を付けて行っておいで」エンリットは手を振る代わりに優しく微笑んだ。
二人が乗り込むとマックスは馭者席に座り、手綱を引き、馬車は動き出した。
城下町に着くまでの間は一緒に乗った村の人たちと最近はどうだと話をしたり、もうすぐディオが10歳になることを感慨深く話したり、ディオは照れたりしながら、あっという間に城下町に着いた。
城下町、モンテールの門番にマックスが通行証を見せて街の門をくぐり、露店が立ち並ぶ通りまで来ると馬車は止まった。
「着いたぞ」マックスの声を合図にみんなが下りると、マックスは馬車の横に付いている絡車をグルグルと回すと、馬車の天蓋が側面からスルスルと収納され、今まで座席だった部分は商品を並べるための棚へと変形した。
「じゃあ私たちは診療所へ顔を出してくるわ」
「おう、帰りはいつもの時間でな」
マックスと売りに来た村人と別れ、ディオとルルカはこの街にある診療所へ向かった。
もう少し街の中心まで移動すると、”診療所”と看板を掲げた石造りの建物が見えた。
「やあ、ルルカ。今日もご苦労さん。ディオもいらっしゃい。」
診療所に入ってすぐの受付で、若い男性が明るく挨拶をした。
「おはようシャル。足りない薬草はある?」
「ああ、そういえば・・・」
ディオは基本的に荷物持ちとして同行している。薬師として患者を診るのもルルカだ。
「ディオ、今日は忙しそうだわ。先にポーションを卸してきてくれる?」
ルルカはポーションの入った皮袋のアイテムボックスをディオに渡した。
「はーい」
皮袋を受け取ると、ディオは街の中心部にある魔道具屋へ向かった。
街の中心部は華やかだ。領主城へ通じる大きな門がある丸い広場には大きな噴水、その周りに花屋の露店や、冒険者ギルド、既製品の武器屋や素材から武器を作る鍛冶屋などが円を描くようにして立ち並んでいる。その並びの1つの魔道具屋へディオは入っていった。
「おはようございます」
チリン、とドアに付いたベルが鳴った。店内には魔道具と呼ばれる、魔力を込めると火を噴く杖や、身を守る結界が張れるネックレス、汚れた水に入れると飲める水へと浄水してくれる魔法石などが並んでいる。
ディオの声に店の奥から背の低いおじいさんが出てきた。
「おお、ディオか。ルルカは一緒じゃないのか」
「母さんは診療所。ポーション持ってきたから買い取ってもらえる?」
「ルルカのポーションなら大歓迎さ」背の低いおじいさんはニカリと笑った。背は低いが屈強な体つきの彼は、名をラエル。ドワーフという種族だ。
「えーっと・・・」皮袋からポーションと一つずつ取り出して種類ごとに並べた。
「これは・・・!エリクサーじゃねぇか!」この世界では万能薬とされるエリクサー。大けがや毒などの状態異常、命に関わる大病ですら直してしまう最上級のポーションだ。
「ラナニ草が手に入ってね。母さんが上機嫌で作ってたよ」にしし、と笑いながらディオはカウンターに肘をついた。
「ラナニ草が!そうか。そのほかにも今回は上級ポーションばかりだな・・・ルルカ製は人気が高いからな、全部買い取るよ」
「ありがとう、助かるよ」
「助かるのはこっちさ。ちょうど領主様のお子が難病に侵されてると聞いた。このエリクサーはすぐ買い取られるだろう」
「そうなの?じゃあちょうどよかった。何の病気なの?」
「クロロ病って噂だ。領主様のお子はまだ小さい。もう助からないんじゃないかって話だったんだが、これなら治せるだろう。」
「クロロ病か・・・確か身体の一部が黒く変色していって固まっていく・・・全身に広がると消し炭のように塵になっちゃうんだっけか・・・。よかったよ、これなら治せる」
「ちょっと待ってな、すぐに清算するから。清算が済んだら俺は領主様のところへ行ってくる。」
病気であれ何であれ、幼い子どもが命を落とすのは親にとっても辛く悲しいことだ。幸い良いタイミングで持ってきたみたいだ。
ディオ自身まだ小さな子どもだが、何しろ前世の記憶がある以上、実際の年齢よりも精神年齢が上回っている。
「全部で25ゴールドでいいか?」ポーションの数と質を見て清算し終わったラエルが言った。
「そんなに?いいの?母さんは喜ぶだろうけど・・・」
「恐らくエリクサーは領主様が高額で買い取るだろう。それ以外も今回は特に質がいい。冒険者たちに必ず売れるだろうからな。」ラエルはがははと笑った。
「じゃあ遠慮なく。いつもありがとうラエル」
「ルルカがこの街に住んでくれりゃ大助かりなんだがな・・・まあ今でも助かってるんだ。これ以上は文句言えねえな。そうだディオ、ちょっと待て」そういうとラエルは店の奥へ入り、すぐ戻ってきた。
「ほらよ、持っていけ」とラエルは立派な革鞘に入った短剣をディオに渡した。
ぽかんとしているディオに、「少し早いが、誕生日祝いだ。軽量化が付与されている短剣だ。10歳だからな、お祝いせんと」ラエルはまたニカリと笑って言った。
「・・・ありがとう!」ディオも笑顔で返して店を後にした。
ラエルの店を出たディオは、診療所へと戻ってきた。ルルカはまだ患者の診察中のようだ。
「戻ったよ母さん。何か手伝う?」
「お帰りディオ。お使いありがとうね。常備薬の風邪薬と応急薬の調合がまだなの。お願いできる?」
「わかったよ」
ディオは返事をすると、診察室と繋がった隣の薬品室へと向かった。
ポーションと一緒に皮袋に入れてきた数種類の薬草を調合台の上に並べると、まずは風邪薬の調合から始めた。
薬の調合に関してもルルカから一通り教わっているものの、考えただけで表示される矢印とウインドウのおかげで、調合は一度も失敗してない。
失敗どころか、正確に質の良い調合をするディオを、ルルカは「ディオは天才なのかも!」と親の色眼鏡も込みで称賛していた。
風邪薬の薬草を入手するのはそう難しいことではない。Dランクの薬草で、探そうと思えばすぐに見つかるものだ。
だが1種類の薬草ではなく、複数の薬草を混ぜ合わせることでより質の高い薬へとなる。どの薬草をどの割合で調合するのか、そこが難しいところなのだが、ディオにはそれを教えてくれる矢印とウインドウがある。混ぜ合わせる順番や、混ぜる量が足りなかったり多かったりするとウインドウで警告して教えてくれる。手早く風邪薬を調合したディオは、これまた手早く薬包紙に1回分ずつ包んだ。薬包紙にはあらかじめ、調合した日付、つまり今日の日付を刻印しておいた。これもルルカから教わったスキルの1つだ。
次に応急薬の調合だ。応急薬とは、風邪薬とは違い外傷に効く薬だ。打ち身や捻挫、その他軽い皮膚病など、ポーションを使うまでもない軽い外傷へ使うことを目的としている、軟膏のようなものだ。応急薬には薬草のほかに、スライムを使う。プルプルとしたスライムも、そこら中にいるランクの低い魔物の1つだ。村にもよく出るが、スライムは人間を襲ったりはせず、ぴょんぴょんと跳ねては村の子どもたちと遊んだりと害はないのだが、時たま畑の柵を吸収してしまったり頭を悩ませることもある。そんな時にはスライムを狩り、中の体液と外側のプルプルしたゼリーのような求肥のような皮の二種類に分けて調薬用に日ごろからストックするようにしている。
まずはすり潰した薬草と少量のスライムの体液を混ぜ合わせ、薬草と体液が馴染んだ水溶液に、少しずつスライムの外側の皮を混ぜていく。ちょうど良い粘度になったら完成だ。この応急薬の調合も、言わずもがな、風邪薬よりも調合は難しく、薬草と体液を混ぜる比率や、外側の皮をどのくらい混ぜるのか、僅かな誤差で薬の出来が大きく左右するのだ。
「ふう。このくらいあれば良いかな」ディオはアイテムボックスの皮袋から1つの小瓶と、割れたガラスがぎっしり入った袋を取り出すと、それぞれに手を置き、「複製」と唱えた。
すると割れたガラスだったものがたちまち小瓶へと姿を変えた。これもまた、応急薬も作れると分かったルルカが、ディオに教えたスキルの1つだ。
調合した風邪薬と応急薬を、それぞれ薬品棚にしまい、後片付けを済ませディオは診察室に顔を出した。
「母さん、こっち終わったよ」
「ありがとう。こっちもあと少しだから待っててくれる?」
薬師は医者ではない。だが、医者に診てもらうというのはお金がかかる。貴族たちは医者に直接見てもらうが、平民となると話は変わる。まずルルカのように薬師に診てもらい、薬で治したり、様子を見たりする。
もちろん薬で治らない場合は医者を頼るしかないが、ルルカがこの街の診療所へ足を運ぶようになってから、平民たちは医者に診てもらう頻度が減ったという。その為この街の医者にルルカはいい顔をされない。仕事を奪われたと思っているからだ。それでもルルカはそんな圧だって気にせず診療所で患者を診る。ディオはそんな母さんが好きだった。権力に物怖じしない、これはルルカが天才的な錬金術師だからなのか、それともルルカの性格なのか。
「今日は多かったわね。ディオ、お待たせ。」
「全然構わないよ。それより早く服見に行かないと、帰りの馬車に間に合わないんじゃない?」
「やだ!もうそんな時間なのね!ディオ、行くわよ!」診察室の壁に掛けられた時計を見てルルカは慌てて立ち上がった。そして受付のシャルに今日の診察は終わったことと、風邪薬と応急薬を薬品室の棚にしまったことを伝えると一目散に洋服屋へと走り去っていった。
「やけに急いでるな・・・。ディオ、これ今日の診察代と薬品代。もし足りなかったら言ってくれ。」
「足りないなんてとんでもないよ。シャル、いつも多めに入れてくれてるでしょう。ありがとね。」
「相応の額を渡してるだけさ。それよりルルカ追いかけなくていいのか?」
「ああ、行先は何となくわかるから大丈夫。」皮袋のアイテムボックスにシャルから貰った診察代と納めた薬品代を入れ、じゃあまた今度、とディオも診療所を後にした。
城下町中央の噴水に真上に昇った太陽の光が反射して噴水の美しさを際立たせている。
ラエルの魔道具屋から噴水を挟んで向かい側に、ショーウインドウにドレスが並んだ高級そうなブティックが建っている。
ディオはその店のドアを開けると、たくさんのドレスを試着してウキウキのルルカが店の真ん中でヒラヒラとスカートを靡かせていた。
「母さん。何もパーティーに行くわけじゃないでしょ。父さんに会うだけじゃん。」
「来たわねディオ<おさいふ>!もう!父さんに会うのがどれだけ楽しみかわかんないの?!パーティーより重要よ!」
俺の事今お財布って言わなかった?気のせいか?
「まあ!お嬢様ではなく奥様でしたのね!こんにちは坊や。当ブティックへようこそ」
ルルカの横でニコニコと試着を手伝っていた、強めの化粧をしているがどこか気品があるこの女性は恐らくこのブティックのオーナーだろう。
「村娘のようなお洋服を着ていらしたけど、溢れ出る美しさは隠せませんわ。どのドレスもとてもお似合いです」世辞なのか本音なのか、ブティックのオーナーらしき女性は言う。
「あらー、そんな事言われると照れちゃうわ~!」たとえ世辞でも美しいと言われて喜んでしまうのは女性の性なのか。
「うんうん、母さんは本当に何着てても綺麗だよ。だからこのあたりから服選ぼう。そんなキラキラしたパーティー用のドレス、一日だけのためなんて勿体ない」
「もー!ディオー!褒めたらどうにかなると思ってるんでしょう!」ルルカはぷくーっと頬を膨らませて怒った。
「すみません、田舎の村から出てきて・・・久しぶりに父さんに会うからって浮かれちゃってるんです」はぁ、とディオは呆れ半分で事情を説明した。
「あらそうでしたの、残念だわ。こんなに綺麗な方を着飾れないなんて・・・では坊やの言った通り、このあたりの服はいかがでしょう?普段着よりは派手さもあって、小さな身内のティーパーティーによく貴族の娘さん達が選んでいくのよ。」と紹介してくれた服は、確かに普段着には着ないだろうが、上品さと華やかさを忘れないようなおとなしめのデザインだった。
「ドレス着たかったのに・・・」ぶーぶーと文句を言いながら、ルルカは勧められた服から選び始めた。
これ来てみる・・・と不貞腐れながら試着室へ向かったルルカに、ディオは全くどれだけ楽しみなんだという呆れと、そんなに久しぶりなのか、と不思議に思う気持ちを持った。
「どう?ディオ」とルルカが試着室から出てきた。
決して派手ではないデザインにも関わらず、その服はルルカの美しさを際立たせていた。
「うん、すごく似合ってる。綺麗だよ、母さん。」ディオの後ろで女性オーナーもぶんぶんと首を縦に振って頷いていた。
「んー・・・じゃあこれにするわ!包んでいただける?」ルルカは少々渋々といった感じだったが、ディオと女性オーナーの反応をみて観念したようだった。
こんなにお美しいのに本っ当に残念ですわ~と本当に残念そうに女性オーナーはルルカの選んだ服を手早く包んでいった。
「7シルバーでございます」という女性オーナーの声に、ルルカが「ええっ!!」と驚いた声を上げてディオを恐る恐る見た。
この世界でいう7シルバーは決して安くない。うちの村の1か月分の野菜を売ったのと同じくらいだ。さすがは城下町の中央にあるブティック。基本客は貴族の令嬢やご婦人だろう。
7シルバーという値段を聞いて、先ほどまでポヤポヤしていたルルカも正気に戻ったようだ。
「わかりました。これでお願いします。」 と1ゴールドを女性オーナーに支払い、お釣りを貰って店を後にした。女性オーナーは最後まで、ルルカにドレスを着せたかったのか、またご機会があれば当ブティックをご贔屓に!と手を振って店の外まで見送ってくれた。
「ディオ、怒ってる?無駄遣いしちゃったかな?」ルルカは先を歩くディオに申し訳なさそうな笑顔で恐る恐る尋ねた。
「怒ってないよ。今日はラエルがかなりいい額で買い取ってくれたんだ。それに、父さんに会うの久しぶりなんでしょ?」そもそもこのポーションを売ったお金も、ルルカのものだ。ディオは怒ってないの言葉通り、笑って答えた。
「そろそろ村に戻る馬車が出る時間だよ、帰ろう母さん」
「もうそんな時間だったのね。マックス待ってくれてるかしら」
まだ日が高いが、夕方になると魔物が活発になることもあり、馬車は日が落ちる前に村に帰るのだ。
二人は城下町の中心から離れ、入り口の馬車の元まで戻り他の村人たちと合流し、村への帰路へ着いた。
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