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概要
悪魔の通帳は、一生かけても使い切れない。
汚れた床の魔法陣から現れた悪魔は、青年に「どんな願いでも一つだけ叶える代わりに、死後は魂をいただきます」と告げる。青年が選んだのは「一生かかっても使い切れない大金」。悪魔から渡されたのは、“悪魔特製”の預金通帳とキャッシュカードだった。酒、女、賭け事に寄付まで、金にあかした日々の末、残高はほぼゼロ。青年は「使い切れば補充される」と信じて最後の金を引き出しに行くが、その直後、思わぬ形で地獄行きの時が訪れる──。
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