第18話 移動定期便(乗合馬車)!

3日後に等々移動定期便(乗合馬車)が、走る日が来た。


宿で早く朝食を食べて、アコーズ商会の裏の倉庫に行く、此処が今回の出発地点だ。


「おはようございますマーサー殿、私は行けませんけど王都では会頭がお待ちしてますので、是非お会い下さい」

そして周りには、護衛の冒険者や移動定期便に乗るお客さんも何人か居る。


「おはようございますマーサーさん、私も王都の親に会いに行きます、一緒に行けて嬉しいです」

挨拶して来たのは、何時も俺の連絡係の従業員さん。


親子さんが王都にいるのか?

「王都でご両親が働いているんですか?」

「はい、本店勤めです、あっちからは会いに来ないので私が会いに行くんですよ」

そうなんですね、その他にも何人かが支配人さんと話している。


「皆さん初めての馬車の旅で嬉しそうです、護衛を雇って歩くだけでも金貨2・3枚掛かるところを金貨1枚でいけるんですからね」

昨日の支配人さんとの話で俺はある事を聞いた、からで王都から此処に戻る馬車はあるのかと?


すると支配人さんは有ると言ってきた、ならば空よりも安くても人を乗せて走った方が良いとのアドバイスもしてある。


宿もアコーズ商会の系列なら安心して泊まれるし、手紙なんて個別で別料金なら、少ない費用でも多く集まれば利益は出る。


冒険者達だって、王都に移動してお金が貰えるなら安くても請け負って貰えるはずだと!


第一号の馬車は俺が売った、王都の商会が放棄した馬車を改造して人が座れるようにしてある馬車だ。


行者台に3人、中は10人、外に護衛用の立ち場が有る物に改造してある。


「10名で金貨10枚か、儲けは出るのかな?」

「何か言いました?」

「イヤね、もう少し人を乗せても大丈夫じゃ無いかと」

「馬二頭ですとこの人数だそうです、これより大人数ですと初めから馬車を作った方が良いそうですよ」

従業員さんから情報が入って来た、確かにこれでも良い方何だね。


「今回の護衛も、男の人2人と女の人1人のチームです。

大変に強い冒険者達みたいです」

冒険者を見ると長剣を持っ男の人2人と杖を持っ女性の魔法使いみたいな格好の人がいる。


「女性の方は魔法使いなんだね?」

「そうです、王都の所属の方達で、依頼でこの辺に来たみたいです。帰り道で依頼が貰える上に、馬車移動で帰れると喜んでましたよ」

確かに歩くよりは馬車の方が楽だ。


そしてみんなが乗り込んで馬車は走り出す、一緒にアコーズ商会の荷馬車も行くようだ。


これから王都に行くけど、旅は馬車でもOKだよね、歩くだけが旅で無いと自分に言い聞かせる!








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