第17話 定期便!

翌日は、朝から起きて、この後の行動を考える。


俺の目的は旅をして色々な所を回る事、そして勇者達の居場所を聞き探して、絶対に会わない!


そしてこの領都に来て、この所の出来事で旅の資金は出来た。


買いたい物も大体手に入れた(アコーズ商会に伝えたら、直ぐに揃えてくれて箱詰めで受け取った)


後は何も無いから、勇者達の情報収集かてらに、王都にでも見物に行ってみようかと思う。

その後は王都で考えてから次の行動を決める。


そしてまた支配人さんと話してみる。

「実はソロソロ旅に出たいと思いまして、ご挨拶に来ました」


会頭さんは、朝早く王都の本店に戻って行ったらしい。

「そうですか、ならば王都までの道案内に人を付けましょうか?」


確かに知らない道を王都まで歩くよりも、誰か案内がいた方がいいかも、でも人との付き合いで旅をすると何かと気を使う。

「それよりも、乗合馬車とかは此処から出て居ないんですか?」


「何ですかそれは?何処の街にあるんですか!」

俺の質問に質問で返されてしまった、もしかしてこの世界って乗合馬車制度って無いのかな?


俺は支配人さんに乗合馬車とは何かを説明する。

此処から王都なら安心して馬車は走れるので、歩くよりも多少は馬車で旅をする方が楽だと思う。


村から村に着ければ泊まれる、そこで商いも生まれて人と人との動きも活発になる。


村に着けなくても、スープやパンを予め予定に入れておけば、お客様に喜ばれて、気軽な旅を続けられる。


護衛を冒険者ギルドに依頼すれば、信頼出来る冒険者を紹介されて、その冒険者達にも雇用も生まれて、お客さんは安心な旅が出来る、危険な動物も護衛が退治してくれる。


予約制にして、空いている場所には個人の荷物を運ぶ様にすれば、無駄が無くて料金もそのままで、人は運べると思うけど!


荷物で思い出した、手紙も送れればそれも料金を貰える、個別配達は更に別料金でね。


「確かに画期的な運搬方法ですね、人を運ぶなんてそれと手紙も! 今までなら知り合いの商人に頼んで荷物の隅に乗せて貰えればいい方ですから」


そして何時間もしない内に、第一号の王都までの移動馬車の予定が発表される、3日後に出発して王都まで行く便を、金貨1枚で夜の夕飯はパンとスープ、そして護衛も付ける。


冒険者ギルドにも護衛依頼を出して、人選をしっかりとやって貰って、当日から王都までの依頼を出す事に!


「そんなに早く決めて良いんですか?」

「もちろんです、商業ギルドに登録もしましたよ、移動便馬車としてね、それと名義はマーサー殿との共同です」

行動が早い、流石は商人さんだ!


そして王都の宿も、アコーズ商会の提携宿に泊まる事になる。

「この案も良いですね、知らない王都で宿を見つけるのは大変です、別料金ですけど、その日に着けば確実に宿の予約は取ってありますからね!そうそう会頭から預かって居ます、どうぞ」

俺は支配人さんから渡されたのは木片のカード?


「定期便のお客様第一号を記念しまして、マーサー殿にはアコーズ商会の提携宿を、生涯無料宿泊出来る物です、もしご家族が出来ても適用しますので安心してください、正しお酒と料理は別料金です」

生涯無料宿泊カード、また旅が楽になるアイテムだ。


先は分からないけど、俺に家族はできるんだろうか?

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