第8話 見つけた残りは3台!
結局は金貨10枚を預入して登録完了、身分証もゲットだぜ!
その後は従業員さんの街案内で、色々と見てから宿に泊まる。
翌日に起きて、宿を出る時に会計をしようとしたら、アコーズ商会で払って貰っているので無料のと事、ラッキー!
そして再び対面のアコーズ商会に入っていく。
「おはようございます、支配人さんはいますか?」
店の前で棚卸しをしていた従業員さんに聞いてみる。
「あゝ昨日のお客様、支配人さんは昨日の裏の倉庫にいますよ」
「ありがとうございます」
お礼を言って、後ろの倉庫に行く。
「おはようございます、サルモンデ支配人さん」
「おはようございます、マーサー様でよろしいですよね」
「はい、昨日は名乗らず失礼しました」
「イエイエ、私の方も最初は身分を隠してましたのでねハハハ」
結構当たりが柔らかい支配人さんだ、好感が持てる。
「それでは追加の馬車を出します、一台は売りませんけど査定はお願いします」
まず出したのは、程度が割と良い幌馬車。
「ふむ、このまま使えそうですね、少しお待ちください。
ちょっと良いか集まれ」
支配人さんの指示で、荷を積んでいた労働者達が集まる、この方達って従業員なのかな?
「印を見つけてくれ」
「「「分かりました」」」
労働者達は、馬車の隅々を見て何かを探している。
「皆さんは何をしているんですか?」
「これ程形が整っている馬車です、もしかしたら何処かの商人や商会の馬車ですと、後々問題が有りますので刻印を調べています」
どうやら俺の知らない印が何処かに打たれているらしい、無い事を祈ろう。
「有りましたよ、帆と横板の間です王都の他の商会です」
あったんだ刻印、これってどうなるのか?
「支配人さん、これってどうなりますか?」
「まずは自分で使うと犯罪になります、例え知らなくともです。
今の段階なら、拾って査定して所有者がわかった所です」
もう一台はテント代わりに使っていたけど大丈夫かな?
「私の方で所有者に連絡して、引き取らせます、もし放棄したら売却してマーサー様の口座に金額を入れておきますので」
どうやらアコーズ商会で、手続きを代行してくれる様でラッキー。
「では次に出しますのは、少し荷物がありました」
俺がテント代わりに使用していた馬車を出す、荷物もそのまま積んであるので、それも見せる。
「ホウ、これは矢が刺さっていて盗賊に襲われた形跡が有りますね、ではまた探してみましょう」
又又皆んなで刻印を見つけてくれる、今度こそは有りません様に俺は祈る。
「有りましたよ、木箱の下にあります蓋つきです、個人商会の物ですね」
あってしまった刻印、折角此処まで持ってきたのにくたびれ損だよ!
「じゃあ誰か商業ギルドに聞きに行って下さい」
1人の労働者が蓋の中にあった木片を持って外に走っていく、やはりこの人たちも従業員なんだね!
「最後です、荷台に荷物が一杯なので刻印を見つけるのは荷を下ろさないとダメかも知れませんけど」
俺は此処にくる前に拾った、綺麗で荷が一杯の馬車を地面に出す。
「待ってください、この馬車は!」
みんなの目が馬車に集まり固まる。
この馬車は知り合いの人の物なの?
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