第3話 これからの生活!
夜になる前に、猛獣に襲われない所を見つけて今日の寝床を決める。
高い木に登り、二股に分かれる所に馬車を出してみた。
「ギシ」と音が鳴ったけど、大して揺れずに固定出来た。
「よし、中に入ってみよう」
俺は裏から中に入って座ってみる。
「木も音がしないから大丈夫でしょう、明日まで此処で生活する事にしようと」
ツリーハウスでは無くて、ツリー馬車の出来上がりだ!
中は広いので、1人で寝るなら十分な空間が有る。
「では鍋を木箱の蓋の上に置いて、その辺の木を入れて着火!」
その上に少し小さな鍋を置いて水を入れる、すると簡易コンロの出来上がり。
中に干し肉を入れれば、塩の効いたスープになるけど味はイマイチ!
スープが出来たら、今度は別の鍋に小麦と水を入れて練る、そしてスープに入れてまた煮れば、塩味すいとんの出来上がり。
「今日はこれで夕飯にして明日の朝からは、もう少し工夫した料理を作ろう」
そしてすいとんを食べ終わり、風呂はないからそのまま就寝。
外套や木箱にあった洋服を敷いて簡易ベットが出来上がり、早く何処かの村や街に着いて寝具にする毛布が欲しいけど!
日の出と共に目が覚めて、周りを確認!キチンと馬車の中だ。
「さて外に出て、朝食と簡易非常食を作りますか!」
馬車を仕舞って、木から降りて更に周りを確認した、誰もいないようだ!
そして調理開始、小麦粉を練って、石を焼いて鉄板代わりにする。
そこに練った小麦粉を平たく薄くして乗せる、焼き上がればチャパティもどきの出来上がり!後は干し肉でも挟んで食べれば良いだろう。
そして昼と夜の分も焼いた後は、準備万端出発する!
「いくら何でも、もう流石に巻いただろうと思う兄貴をね!」
そして進むと道を発見、俺は道に出てそのまま進んで行くと、前方に村を発見、俺の村では無いので安心して門番さんと話す。
「坊主、親はどうした?」
「家から独立して旅に出ました、1人で色々と見て歩いてます」
「そうか、なら証明書は無いな、それだとこの村には入れない、規則でね」
親無しだと証明書が無いことが分かるんだ?
「なら、村の何処に行けば証明書を発行してくれますか?」
「此処にはどのギルドもないから、4つ先の領都で発行してもらえ、これから行く間のどの村にも発行できるギルドはないから、そこまで頑張って歩いていけよ!」
四つ先の領都行かないと証明書は貰えないのか、中々大変な旅に出てしまった様だね。
「ありがとうございます、では」
俺は門番さんに頭を下げてから、村の外を回って反対の道に出る。
こちらの門にも門番さんはいた、俺をみて怪訝な顔をしてたけど笑顔で会釈しておいた。
そしてまた道を歩き出したけど、何故か森の中へと入っていく。
「鑑定で何故か草花を見ていたら、偶然に馬車が一台あったんだ、他にも何か落ちているかも知れないよな」
俺は時々道を確認しながら離れた森の中を進んで行く、するとまた馬車を発見、今回は荷台だけで幌も無い物。
「随分とくたびれた馬車だね、でも車輪はあるから収納はしておこう」
収納をした後はその辺を散策して、何か落ちていないかと鑑定で探して回ったけど何も無かったので先に進む。
そして日が暮れて、木の上に登って昨日の様に馬車を出す。
「やはり木が大きいと上の方でも安定して置けるね」
今日も簡易コンロを作って、干し肉スープとチャパティもどきで夕飯を食べる!
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