フィニット・ラブ

切ないけれど、心が温まる物語。
死ぬのが怖くない蓮と、誰かと繋がっていたい雫との孤独が、互いを救い合っていく展開に引き込まれる。二人の儚い旅路と最後にたどり着いた「ひだまり」のような絆に、深く心を動かされる読後感の良い作品だ。