第12話

【最終章】相良悠、14歳で芸能界引退と全資産寄付。これが真の「ざまあ」

​1 :名無しは泣いた:20XX/12/15(日) 20:30:55.77 ID:pZ7yX4uKk

ドキュメンタリー『蒼の軌跡』見た。

最後の10分で声出して泣いたわ。

引退と、あの莫大なギャラ全額を、自分が育った施設と全国の施設に寄付…? 14歳の子の決断じゃねえよ。

​2 ::20XX/12/15(日) 20:34:11.22 ID:L9vW1jRdA

​1

俺も見た。松岡師匠の「君の選択だ」って言葉も重い。

彼女の全資産って、ダズニー映画とか朝ドラとか全部合わせた数億レベルだろ。それを全部寄付って、マジで金に執着がないんだな。

​3 ::20XX/12/15(日) 20:40:07.50 ID:W0hXg3tZz

これこそ究極の「無自覚ざまあ」の完成だろ。

親(桐生夫妻)は、金と名声のために娘を捨てた。娘は、金と名声を「居場所」のために全て捨てた。

悠の寄付は、親が過去にした金銭による解決を、清らかな愛による償いに変えたってことだ。彼らが汚した金を、娘が浄化したんだよ。

​4 ::20XX/12/15(日) 20:45:33.11 ID:T8cXpS7mR

​3

まさにこれ。桐生夫妻への最も冷酷な断罪だよ。

「あなたたちの金で買えるのは、私の居場所ではない」って突きつけられたんだ。

多分、彼らはもう、一生この罪悪感から解放されないだろうな。

​5 ::20XX/12/15(日) 20:51:09.98 ID:bA5hW9xRk

最後のシーンが忘れられない。

施設の庭で、海斗と雪の中、古いマフラー巻いて笑ってるアオ。カメラに向かって「演技はもう必要ないようだ」って。

あの笑顔が、今まで演じてきたどのヒロインの笑顔よりも、本物でキラキラしてた。

​6 ::20XX/12/15(日) 21:03:44.20 ID:qN9zT0uEe

彼女は、世界中の名声という光を選ばずに、海斗の隣の、感情を偽らなくていい「影」を選んだんだよな。

百年生きた魂が、ようやく、本当に求めていた安息の地を見つけたってこと。

引退は惜しいけど、彼女の人生の決断としては満点だ。

​7 ::20XX/12/15(日) 21:10:55.33 ID:X3fK0oHnC

相良悠という一人の少女の物語は終わったけど、彼女が寄付した莫大な資金が、これから何千人もの施設の子どもたちに「居場所」を与える。

彼女の選択は、個人的な幸福だけでなく、社会的な贖罪にもなった。

これは、ただの芸能界のゴシップじゃなくて、現代の寓話だよ。

​8 ::20XX/12/15(日) 21:15:21.05 ID:pZ7yX4uKk

最終的に、アオを救ったのは、彼女の天才的な演技力でも、松岡師匠の指導でもなく、海斗の純粋な友情と、藤原先生たちの無償の愛だった。

ありがとう、アオ。幸せになれ。俺は、この物語に救われたわ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る