美しいタイトルとサスペンスのようなあらすじに惹かれて読み始めました。
タグを見ていなかったので途中で気付いたのですが、がっつり異能バトルもあります。
主人公達が戦う理由は世界平和だとか敵を打ち負かしたいだとかそういうものではなくて、普通に生きたい、これだけです。十五年前に死を偽装したのも、その後偽名を名乗り孤独の中でひっそりと生きてきたのも、ただ普通に生きたかったから。
突然それまでの日常を失った混乱、誰かに見つかるかもしれないという恐怖。そして更に、主人公は自分自身を失ってしまうかのような不可解な現象にも悩まされます。
十五年前、十八歳の時に全てが変わってしまった彼女達は、もしかしたらその心もまた十八歳のまま止まっていたのかもしれない。けれど普通に生きると決めた時、彼女達の心境に変化が見られます。
星雲に愛されし彼女達の、普通を求める物語。是非ご一読ください。
ものすごく不思議な印象の物語です。
何らかの秘密を抱えた女性が
その秘密を知る者から逃げ続けなくてはならない
一人一人バラバラに逃げているが
決して1人ではない。
そして、その秘密を抱えた者たちには、共通して
体験している出来事がある。
死の間際に夜空に尋常ではなくひかり輝く星雲を見てしまったこと。
その体験をしてしまったものは
命を失うことができなくなるようだ。
時が止まってしまう。永久に。耐えられるだろうか。
永遠の若さのまま、自分だけ時が止まる。
死ぬことが許されない。
死のうとしても、死ねない。
この耐えられない状況で
状況はかなり最悪な状況に進んでいきます。
死ぬことが許されない。
でも、死ぬほどの苦痛を与えられる。
耐えられるのか。
いろいろなことを考えさせられます。
読んで欲しい。