概要
その石鹸は、元・人間です。
隣人の男は、引っ越し祝いに石鹸をくれた。
「この石鹸、不思議な力があるんです。一生消えない傷跡も綺麗に消える」
実際に、きれいさっぱり消えた。
その日から私は気づいてしまった。
【この石鹸は“美しさ”を作れる】
眉を整え、ほくろを消し、顔を変える。
もっと美しく。
もっと完璧に。
だけど、その石鹸には忠告があった。
『一回だけ使うことをおすすめします』
私は、その意味の恐ろしさを知らなかった。
「この石鹸、不思議な力があるんです。一生消えない傷跡も綺麗に消える」
実際に、きれいさっぱり消えた。
その日から私は気づいてしまった。
【この石鹸は“美しさ”を作れる】
眉を整え、ほくろを消し、顔を変える。
もっと美しく。
もっと完璧に。
だけど、その石鹸には忠告があった。
『一回だけ使うことをおすすめします』
私は、その意味の恐ろしさを知らなかった。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!これは凄い。ホラーの中でも秀作です!!!
この作者さんの小説、初めて、読みましたが、冗談で無くて、マジで、凄いです。
私の読む前の想いでは、てっきり、人間そのものから作った石鹸が出て来ると思っていましたが、イヤ、結果的には、それに近い終わり方ですけど。
それにしても、文章も上手で、起承転結も上手です。
ホラーや、ミステリーには、目が無い、この私が、これだけ褒めるのですから、面白さは、保証致します。
カクヨムには、ホラーの名手は結構おいでますが、先ずは、上位何本の中に入るかもです。
ところで一言。
かって、アウシュヴィッツ強制収容所では、ユダヤ人の死骸から取り出した人間の油から、本物の石鹸を作っていました。これは、歴史的事実…続きを読む