概要
――皮肉な話だろ? 火事で家族を亡くしたのに、炎に救われたんだぜ?
晨星のノーマッド外伝の後日談に当たる作品です。
前作は読んでても読んでなくても楽しめると思います。
あらすじ
俺、善養寺司(ぜんようじつかさ)は昔から幽霊だとか結界だとか――空を流れる光の川といった、人には見えないモノが見える体質をしている。
だからどうしたってわけでもないし、それが役立ったことなんて一度もないけど、観測できるということはいとも容易く干渉されるということである。
例えば眼が合ったせいで縄で首を吊ったまま平行移動してくる地縛霊に追い掛け回され、危うく自分も同じような亡霊の仲間入りをしかけたり――そんなピンチを炎を操るツンデレ魔術師の少女に救われたりする。
火事で家族を失った俺が、炎を操る魔術師に救われたというのはなんとも皮肉な話である。
しかし周囲を見回してみ
前作は読んでても読んでなくても楽しめると思います。
あらすじ
俺、善養寺司(ぜんようじつかさ)は昔から幽霊だとか結界だとか――空を流れる光の川といった、人には見えないモノが見える体質をしている。
だからどうしたってわけでもないし、それが役立ったことなんて一度もないけど、観測できるということはいとも容易く干渉されるということである。
例えば眼が合ったせいで縄で首を吊ったまま平行移動してくる地縛霊に追い掛け回され、危うく自分も同じような亡霊の仲間入りをしかけたり――そんなピンチを炎を操るツンデレ魔術師の少女に救われたりする。
火事で家族を失った俺が、炎を操る魔術師に救われたというのはなんとも皮肉な話である。
しかし周囲を見回してみ
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