愛に愛される

周囲の景色が変わっていっても

君が変わっていくわけじゃない

周囲には周囲の都合があるから

それに合わせて動いていくだけ

君には君の都合があるだろうし

焦ったり慌てる必要は全然ない

世間が目まぐるしくしていても

君が忙しくする理由なんてない

世間は目まぐるしくすることで

上手くいってると勘違いしてる

君は君の時間の速度で流れてよ

その方が心地よく生きられるよ

友達が裏切ったりしたところで

君が責任を感じる必要はないよ

事情があったかもしれないけど

そんな友達は友達と呼べないよ

君にはまだまだ友達ができるし

君が誰かを裏切らなければいい

何も信じられなくなったとして

それはそれでいいんじゃないの

たとえばお腹が空いたりすれば

その空腹は信じるしかないしね

君が生きていることそのものが

この世で最も信じられることさ

好きで好きでしょうがないなら

あとはもう追いかけるしかない

ただ勘違いしないでほしいのは

愛は与えるもので強制じゃない

君が何かを受け止めて許すなら

世界が君を愛するようになるよ

目に見えなくても愛に愛されてる

そのことに気づいてほしいんだよ